山形市の蔵王温泉スキー場で、「スノーモンスター」とも呼ばれる巨大な樹氷が見頃を迎えている。蔵王山の山肌に立ち並びさまざまな形をした幻想的なモンスターたちが、訪れた観光客やスキー客らの目を楽しませている。  樹氷は、木の枝や葉に付着した氷の粒に雪が吹き付けることで形作られる。ただ、蔵王の樹氷群を生み出すアオモリトドマツのうち、山頂付近では大規模な立ち枯れが進んでおり、林野庁によると、将来的に樹氷ができなくなる可能性が高い。  樹氷ライトアップ鑑賞会などを開催している蔵王ロープウェイの担当者は「今年は寒波続きで樹氷の成長がかなり早い。気象条件次第だが、2月いっぱいは楽しんでもらえるのでは」と話した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「スノーモンスター」が見頃=山形市〔地域〕