来春卒業予定の高校生の就職内定率は、10月末時点で75.1%となり、前年11月末時点よりも5.3ポイント減ったことが17日、文部科学省の調査で分かった。新型コロナウイルスの影響で採用が遅れているという。  都道府県別では、富山(88.2%)、三重(87.2%)、愛知(86.5%)などで高く、沖縄(47.7%)、北海道(57.4%)、高知(62.4%)などで低かった。   就職希望者は、卒業予定者約100万人のうち14万8761人で、前年より8%減った。コロナ禍で就職をためらい、大学や専門学校に進学する動きがあるという。  昨年はコロナの影響で高校生の就職活動開始時期が9月から1カ月遅れた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕文部科学省の看板
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 高卒内定率75.1%=昨年から5ポイント減―文科省