横浜市内のホテル客室で、私鉄車両の運転席の雰囲気を体験できる宿泊プランが始まった。1975年~2019年に相鉄線を走行した7000系車両で使われたブレーキ弁ハンドルや速度計などを木製の台に設置し、運転席を再現。当時のヘッドマークなども展示している。  このほか、約半世紀の間に拡張してきた相鉄横浜駅の風景写真や、「なくなりました、警報器のない踏切。」(75年ごろ)、「全駅終日禁煙」(92年)など、時代を象徴する駅ポスターも多数掲示。沿線の今昔を味わえる。  この客室は22年12月10日までで、1泊約1万5000~3万円で利用できる。担当者は「横浜は意外に宿泊観光客が少ないので、沿線外の人に体験してみてほしい」としている。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ホテルで電車の運転席体験=横浜市〔地域〕