【ワシントン時事】2001年12月に中国が世界貿易機関(WTO)に加盟してから20年。中国は貿易総額で世界トップに躍進する一方、国内の改革は十分に進まず、加盟を後押しした米国の期待は失望に変わった。国内総生産(GDP)の米中逆転も迫っており、米国は中国を「唯一最大の競争相手」と位置付けて貿易戦争を仕掛けた。世界の自由貿易体制は岐路に立たされている。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 WTO加盟支持で「誤算」=米中、GDP逆転も―自由貿易岐路に