与野党は衆院選(19日公示、31日投開票)の経済政策で、現金給付や減税など「分配」を競い合う。ただ、その裏付けとなる財源の議論は事実上置き去りのままだ。岸田文雄首相(自民党総裁)と、野党第1党である立憲民主党の枝野幸男代表は、いずれも赤字国債の活用に前向きで、借金頼みの姿勢が鮮明になっている。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 与野党、財源論置き去り=経済政策「分配」競い合い―衆院選【21衆院選】