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うどん・そばチェーンの都道府県別店舗数ランキングを作ってみました。
mitok編集部のある東京・神田界隈はそばの有名店が多いのですが、それでもだいたいはファストフード感覚で利用できるチェーン店を選びます。はなまるうどんだったり小諸そばだったり。こうした便利なうどん・そばチェーンって、全国的には何店舗くらいあるのでしょうか。
ついでにチェーン店以外も含む店舗数ランキングも作ってみました。
本企画では次のうどん・そばチェーンをピックアップしました。ファストフード感覚で利用できる、展開規模が50店以上くらいのチェーン:丸亀製麺、はなまるうどん、ゆで太郎、富士そば、小諸そば、箱根そば、都そば、つるまる饂飩、なか卯。店舗数は、各社公開のIR資料や店舗情報等をもとに当サイトで独自にまとめたものであり、正確な数値を保証するものではありません。本記事公開時点では店舗数の増減がある点についてはあらかじめご了承ください。
※以下に掲載しているグラフはそのままじゃ見づらいかと思うので、拡大して見てもらえればと思います。以下のグラフも同様です m(_ _)m
今回チェックした100店舗規模のうどん・そばチェーンを店舗数の多い順に並べると次のとおり。
なか卯は牛丼屋のイメージが強いんですが、mitok編集会議ではうどんを食べたいときにも利用するという意見が多かったので調べてみました。まぁ、「丼ぶりと京風うどんのなか卯」というキャッチですしね。
これを踏まえると、丸亀製麺、はなまるうどん、なか卯の3強状態で(純粋にうどんだけなら2強ですが)、丸亀製麺がさらに群を抜いている状況です。前回(2017年5月)調べたときと比べると、はなまるうどんとゆで太郎は店舗数が10%ほど増えていて、丸亀製麺は落ち着いている状態。
山田うどん、名代 富士そば、小諸そば、箱根そばは関東エリア、都そば、つるまる饂飩系は関西エリアがメインなので、馴染みの薄い人も多いかと。
各チェーンの都道府県別店舗数まとめ。今回チェックした店舗は総数2,388店。平均51店、中央値では20店。
うどん・そばチェーンの都道府県別店舗数をランキングにしてみました。
東京、大阪、埼玉はローカル系チェーンが展開しているので、やや抜けた感がありますね。東京は名代 富士そばと小諸そば、大阪はつるまる饂飩や都そば、埼玉は山田うどんを抱える地域です(埼玉出身30代スタッフ曰く「山田うどんは学校給食でしか食べたことがない」とか。給食!)。
人口10万人あたりのうどん・そばチェーンの都道府県別店舗数を並べてみました。
どこかの地域が群を抜いて多いというわけではないですね。福岡県への出店が少ない店がやや意外な感じでしょうか。
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さて、本企画は「うどん・そばチェーン」を対象にしたものですが、おまけとして個人経営店なども含めた店舗数ランキングも作ってみました。以下は10万人あたりのうどん・そば飲食店の店舗数ランキングです。店舗数はタウンページの大まかな情報をもとにしているため、ご参考程度にどうぞ。
ですよね! という結果です。
香川県は 68.3店でぶっちぎりのうどん充。うどん県を自称するまでもなく、誰もが認めるうどんランドであります。もはやチェーン店が進出する余地などないのでは? やや数値は異なるのですが、総務省が発表した「平成26年経済センサス‐基礎調査(確報)」でも香川県は 59.2店で1位でした。なお、2位は信州そばの長野県(55.7店)ですが、経済センサスでは群馬県が2位で 46.8店となっています。
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以上、うどん・そばチェーンの都道府県別店舗数まとめ+α をお届けしました。