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1970年の誕生以来、個性に磨きをかけながら走り続けてきたジムニーが、今年7月、20年ぶりにフルモデルチェンジした。
直線的なデザインに、機能的かつ快適のための工夫が盛り込まれ、街乗りから外遊びまで活躍する本格4WDは、ボクらの日常にどうハマってくれるのか?
往年のモデルを彷彿とさせるルックスで話題沸騰の新型ジムニー。外観もさることながら、代名詞である基本構造・ラダーフレームを刷新し、電子制御を盛り込み、悪路走破性にさらに磨きをかけたパートタイム4WDを搭載する。
そのため悪路での走破性ばかりに目が行きがちだが、ジムニーの魅力はそれだけにあらず。本格4WDの走行性能はもとより新型エンジンの軽快な走りは、都市空間においてもその個性を余すことなく発揮する。
今回、新型ジムニーの魅力を体感すべく、ジャーナルスタンダードの久世さんと鈴木さんとともに、都心から近郊のアウトドアフィールドへとドライブ。
キャンプにサーフィンと多趣味な彼らの日常に、このクルマはどうハマるのか。まずハンドルを握った鈴木さんは身長182cmと長身だが「乗ってみると意外と広い。余裕すらありますね」と、居住性にも満足の様子。
大人ふたり分のキャンプギアを積み込んでの移動となるが「ラゲッジスペースも思いのほか余裕があるし、後部座席も狭さを感じない」とも。
都心でのドライブを堪能した後は、都内を離れてキャンプ場へ。キャンプサイトを完成させたところで、道中で購入した豆を挽き、ふたたびコーヒーブレイク。
都会の喧騒を離れ、ゆったりとした時間をこうも簡単に楽しませてくれるジムニーの手軽さは、まるで気の知れた相棒のよう。肩肘を張らずに付き合えるライトな距離感こそ、このクルマ最大の魅力だろう。
セレクトショップのプレスを務めるかたわらミュージシャンとしての顔も持つ久世さんの趣味は、マンガとカレー作り。数年前に参加したGO OUT CAMPをキッカケに、目下キャンプにも夢中。
サーフィンにスケート、キャンプと多趣味な鈴木さん。現在ジムニー購入に向け、奥さんにプレゼン中。店長を務める「神南坂店」は9月14日オープンの新店舗で、JS初のメンズ専門店となる。
撮影車両のボディカラーは、キネティックイエローがベースのブラック2トーンルーフ仕様(オプション装着車)。
悪路でのアクティブな走りをサポートするヘッドランプウォッシャーやクルーズコントロールシステムのほか、フルオートエアコンやデュアルセンサーブレーキサポートなど、街乗りを快適&安心にサポートする機能も標準装備。
Photo/Dai Yamamoto
Text/Noritatsu Nakazawa
(問)スズキ(株)お客様相談室 tel:0120-402-253 www.suzuki.co.jp