海外渡航もかなり活発になってきた今日この頃。そろそろ来年に向けて本格的な旅の計画を始めたいけど、久しぶりすぎて何から始めよう…?そんな方にぜひおすすめしたい「ランドクルーズ」の周遊ツアーをご紹介します。

ランドクルーズなら、ヨーロッパ現地での行程中のバス移動ホテル宿泊日本語ガイド(区間によっては英語ガイド)が全てコミコミの楽々旅を、個人で手配するよりも手軽でお得に楽しめます!旅のプロが考え抜いた厳選ルートのため、知らなかった発見もいっぱい。ヨーロッパが初めての方も、リピーターの方も楽しめる様々なコースをご用意しています。

今回は、ぜひ一度は訪れたい人気の国イタリアより「ローマ発着ローマ&南イタリア周遊6日間」の行程をご紹介。定番のローマのほか、煌めく青い海に恋するカプリ島や海岸線の美しいアマルフィ、さらにポンペイ遺跡アルベロベッロのとんがり屋根の街並、世界遺産マテーラなど南イタリアの外せない見どころを網羅したツアーです。

現地を知り尽くしたガイドさんイチオシの自由時間の過ごし方、絶対に見ておくべきスポット、裏道ガイドなどなど、プロならではの旅のヒントも交えてご紹介していきます。
ぜひ、来年の夏の旅の参考にお楽しみください!

【1日目:ローマ】

ローマへご到着

各自にてローマへお集まりいただき、初日はローマのホテルへご宿泊。事前にお申込みいただければ、 空港⇒宿泊ホテルの送迎 も承ります。

1日目は完全に自由行動です。ディナーを楽しんだり、夜にライトアップされた街のそぞろ歩きを楽しんだり。明日から始まるツアーに向けてごゆっくりとお体をお休めください。

現地集合なのもランドクルーズの醍醐味!

ランドクルーズの周遊ツアーでは、 ヨーロッパ現地到着後の行程中の移動&ホテル宿泊&日本語(一部英語)ガイド が全て含まれています。そして、 日本(またはお住まいの国・地域)⇔ツアー出発地の間の移動は各自でお手配 いただくのが特徴です。

そのため、 ご自身の都合に合わせた出発時間やルート にて渡航を計画することが可能!経由地で寄り道したい方、前後に別の行程を入れたい方にも持ってこいです。

【2日目:ローマ~ナポリ】

必見スポットをぐるっと!ローマ市内観光へ

午後にナポリに向かう前に、午前中は 「ローマに行くなら必ず見ておきたい!」 という場所を現地ローマの公認ガイドとツアーバスで周ります。バスの車窓からは2000年前に建造された闘技場 コロッセオ とテヴェレ川沿いに立つ サンタンジェロ城 を見学します。バスを下車してからは サン・ピエトロ広場 トレビの泉 、そして スペイン広場 を訪れます。

ちなみにローマ観光をする際におすすめなのが、実は 日曜日 !ローマ市民の多くが郊外や別の街に出かけていて、特に人出の少ない朝は効率よく観光を楽しめます。

ローマ見どころ (1) サン・ピエトロ広場

言わずと知れたカトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂の前に広がるのがサン・ピエトロ広場です。幅240メートルもある巨大な楕円形をしたこの広場を囲んでいるのは、4列ずつ並ぶ列柱の柱廊。その上には140体もの聖人像が並んでいます。広場の中央には約2000年前古代エジプトから持って来られたオベリスクがそびえています。
この広場はイタリアバロックを代表する彫刻家ベルニーニによる設計で、その壮大優美で広々とした空間は宗教を超えて人々の心を魅了します。

イタリア側から一跨ぎでバチカン市国へと入国しますが、こういった国境越えも日本では味わえない面白い経験ですよね!

ローマ見どころ (2) トレビの泉

小さな路地を縫いながら歩いていくと、ちょっと先に開けた場所が現れます。随分と人だかりができているなと思うと、そこにあるのが トレビの泉! 2015年に高級ファッションブランド「FENDI」の出資により修復されたこの泉は、恐らく想像よりさらに壮大で美しく、その豊かで清らかな水に心癒されることでしょう。

もちろん コインを投げ入れることをお忘れなく 。ローマにまた帰って来たいと願う場合は、1枚だけ投げ入れます。2枚、3枚と 投げる枚数 で意味が変わってきますので気を付けてくださいね。投げ方は、泉に背中を向けて立ち、右手にコインを持って左肩越しにポイッです。

ローマ見どころ (3) スペイン広場

映画「ローマの休日」 で有名なスペイン広場。
トリニタ・デイ・モンティ階段(通称「スペイン階段」) とその上に立つ トリニタ・デイ・モンティ教会 、そして ベルニーニ作の「バルカッチャ(壊れた船)の噴水」 を擁し、優雅なバロック美を堪能できる場所です。映画の中ではオードリー・ヘップバーンがジェラートを食べた有名なシーンがありますが、 現在は広場でも階段でも飲食が禁止 されているのでご注意を!

【3日目:ナポリ~カプリ島~アマルフィ~ナポリ】

カプリ島で青の洞窟を観光

ナポリのベヴェレッロという港から高速船に乗って カプリ島 へ向かいます。紺碧に輝く海と白い石灰岩質の岸壁が美しいこの島は、古代ローマ帝国皇帝も休養地にしていたという、歴史のある高級リゾート地です。

カプリ島の一番の見どころは、なんといっても 青の洞窟 !天候や波の高さにもよりますが、運よく条件が揃えば、手漕ぎの船で小さな隙間から洞窟の中へと滑りこみます。スリリングな体験ですが、洞窟内に入るとその神秘的な美しさに心を奪われることでしょう。真っ暗な中、海水だけがまるで底から照らされているかのように青く輝く幻想的な空間です。

カプリ島のおすすめランチ

青の洞窟からカプリのマリーナ・グランデ港に戻ってきたら、昼食を兼ねた自由時間。青の洞窟にスムーズに入れるかどうか、もしくは入れずに別の観光をするか等状況にもよりますが、ランチに便利なのは港周辺です。海の眺めを楽しみながらの食事をぜひお楽しみください。

カプリの名を冠するトマトとモッツァレラチーズのサラダ 「カプレーゼ」 新鮮な魚介類 をよく冷えた白ワインと一緒に召し上がっていただくのはいかがでしょうか。モッツァレラチーズは南イタリア特産ですが、特に モッツァレラ・ディ・ブーファラ(水牛の乳で作ったモッツァレラ) は絶品です。

アマルフィ海岸ドライブ!自由時間には名物の味をぜひ

船でソレントに到着すると、ここから アマルフィ海岸 沿いを絶景ドライブ! 約1時間半、くねくねと走る細い道をアマルフィの町まで行きます。右側の窓の外は急な崖と真っ青な地中海。途中で通り抜ける村はどこも断崖に沿って重なり合うように建てられた白い家々とカラフルなお花が魅力的で、こんな場所にコミュニティーを作った人々の努力と工夫に感嘆します。

特に圧巻なのはアマルフィ手前のポジターノという町。町に入る少し前、車内もしくは展望台からその姿を眺めましょう。

アマルフィに到着すると約1時間の自由時間。縞々のマーブル模様が特徴的な ドゥオーモ を訪ねたり、通り沿いのバールで ワイン リモンチェッロ を飲んだり。 レモンはこの地方の特産品 なので、手のひらほど大きなレモンがつまれているスタンドで レモンのグラニータ(かき氷風のスイーツ) を召し上がっていただくのもいいでしょう。

アマルフィを楽しんだ後は、ナポリへ戻ります。

【4日目:ナポリ~ポンペイ~アルベロベッロ】

今も発掘の続くポンペイ遺跡を観光

4日目最初に向かうのは ポンペイ遺跡 です。ナポリから ベスビオ山 の反対側まで車を走らせます。 このベスビオ火山が噴火し、その火砕流によって一晩にして消滅してしまった古代都市がポンペイ です。

ポンペイ遺跡は 約66ヘクタール(=東京ドーム約14個分) という広大さ。その中の約2/3が既に発掘されている部分で、残りの場所では今でも発掘調査が続いています。火山灰に埋もれていたために、保存状態の良い形で2000年前の古代ローマの街が目の前に広がります。港を持ち、商業都市として発展していたポンペイは 西暦79年の火山噴火前には約2万人の人口 があったと言われています。

車輪の轍の残る街路や、人が手を置いていた場所がすり減っている水飲み場、炭化したパンなど、当時の人々の生活の様子がうかがえ知れる生々しい遺跡をたくさん目にすることができます。様々な神を祀った 神殿 円形劇場 浴場 市場 ベスビオ山を背景にしたフォーラム など見どころは満載です。

とんがり屋根のアルベロベッロで街歩き

ポンペイで古代遺跡を満喫したあとはプーリア州の アルベロベッロ へと向かいます。到着後は自由散策にて、トゥルッリという特徴的な伝統家屋が連なる街並みを自由にお楽しみいただきます。

モルタルなどを使わず石灰岩の切り石を積み上げ、壁に漆喰を塗って仕上げただけのシンプルな トゥルッリ は、とんがり屋根に白い壁。まるでおとぎ話に出てくるようなかわいい町です。

この小さな町に住んでいる人々も温かくて親切。お土産店の並ぶ レオーネ・モンティ地区 では、トゥルッリの作り方を説明してくれたり、屋上に案内してくれるお店もあります。地元の人との交流もぜひ楽しんでください。

また ポポロ広場 からは、トゥルッリがたくさん集まった様子を少し高いところから眺められるので、こちらで写真を撮っていただくのをお勧めします。

【5・6日目:アルベロベッロ~マテーラ~ローマ】

世界遺産マテーラ住居群を歩いて観光

5日目、この旅で最後に訪れる見どころはバジリカータ州の マテーラ 。こちらも他に類を見ない独特な町です。
石灰質の岩肌に、 サッシ と呼ばれる 洞窟住居 が作られていて、このサッシが何層にも重なり合って町が形成されています。洞窟住居の数は約3000戸、石窟聖堂も150以上あり、グラヴィナ渓谷の岩盤にこれらが密集している姿は圧巻です。

20世紀になると急速な人口増加により住環境が悪化し、1950年代には約15,000人ほどいた住民が強制退去させられました。その後しばらく廃墟となっていましたが、のちにそのユニークな文化遺産が見直され、1993年には 世界文化遺産 に登録。多くの観光客が訪れるようになりました。

この不思議なマテーラの街をガイドと周り、かつての生活の様子を垣間見ます。当時を再現したサッシ内部にも入場し、限られた場所でいかに家畜と大家族が共に暮らしていたか、その工夫の様子も見学します。

マテーラ見学後はツアーバスでローマへ戻りホテルへご宿泊、 6日目の朝にローマの宿泊ホテルチェックアウトをもってツアー終了・解散 となります。

次の海外旅行は、人・グルメ・自然・歴史の魅力にあふれた南イタリアへ!

強い日差しと紺碧の海。オリーブオイルと新鮮な食材を使った料理。オリーブ畑やブドウ畑が広がる広大な大地。昔ながらの独特な家屋が残る町々。明るくて人懐っこい人々と彼らのホスピタリティー。ゆったり、のんびりと流れる時間…。

どこか素朴で郷愁を感じる南イタリアへの旅は古き良きイタリアに出会える旅でもあります。北イタリアとは全く違う魅力を持った南イタリアへあなたも出発してみませんか。

現地集合・現地解散で行く、ツアーバス&ホテル宿泊&安心の日本語ガイドがセットになったランドクルーズの周遊ツアー で、ヨーロッパ旅行をより身近で手軽にお楽しみください!

https://www.veltra.com/jp/europe/italy/roma/a/176662?sid=1554

https://www.veltra.com/jp/promotion/europe/bus-tour/?sid=1554


VELTRA

余暇プランナー

「心揺さぶる」旅の体験を届けるというミッションのもと、日本国内・海外のツアーやアクティビティの催行会社と共に日々活動を行っています。日本国内や世界各地の旅に関する便利な情報やアイディア、現地からお届けするホットな話題、さらに おうちで体験できるオンラインツアーの情報などをまとめ、発信していきます。次の旅行のヒントとなる情報を探してみてください。

現地スタッフに聞く!手軽な周遊ツアーで楽しむ「ローマ&南イタリア周遊6日間」

情報提供元: YOKKA
記事名:「 現地スタッフに聞く!手軽な周遊ツアーで楽しむ「ローマ&南イタリア周遊6日間」