中東カタールの首都ドーハにあるハマド国際空港では、長時間トランジットの方向けのサービスや施設が充実しています。

トランジットの時間が長くなってしまっても、飽きることなく過ごすことができますよ。

今回は、そんなハマド空港でのトランジットの際におすすめの過ごし方7つをご紹介します。

皆さんこんにちは!ライターMiruです。

中東カタールの首都ドーハにあるハマド国際空港は、コスパが良く今や日本人にも大人気のカタール航空が拠点とするハブ空港です。

中東だけでなくヨーロッパに行くにもアジアに行くにも便利で利用者増加中のドーハ。今回はそんなハマド空港での乗り継ぎの際におすすめの過ごし方を、実際に何度も乗り継いでいる筆者がご紹介したいと思います。長時間トランジットの方は是非参考にしてみてください!

入国してカタール航空のサービスを受ける

カタール航空は、長時間ドーハ乗り継ぎの方に向けていろいろなサービスを設けているので、目安として 乗り継ぎ時間が6時間以上 ある方は十分時間に余裕があるので 入国することをおすすめ します。2017年8月より、日本を含む80ヶ国を対象に 入国ビザが免除 されるようになったため、ビザなしで最大30日間滞在することが可能です。* パスポートの有効期間が3ヶ月以上 であることが入国条件ですので、古いパスポートの方はご注意ください。

トランジット観光ツアー

そこでおすすめであるのが、カタール航空が運営する2時間のトランジット観光ツアーです。 乗り継ぎ時間がツアー開始時刻から5時間以上ある方が参加可能 で、 料金は75QAR (約3,000円/2023年9月4日現在)と無料ではありません(無料ツアーの体験情報も見かけますが、 現在は有料のみ となっています)。

ツアーでは、

  1. 素晴らしい建築作品と青い海と隣接した公園が楽しめる「Museum of Islamic Art(イスラム美術館)」
  2. カタールの芸術や伝統文化を知ることができる「Katara Cultural Village(カターラ文化村)」
  3. 高級ショップやレストランが集まったセレブな人口島「The Pearl(ザ・パール)」
  4. 中東らしい市場でアラビアンな雰囲気を感じられる「Souq Waqif(スーク・ワキーフ)」

ドーハ4大ランドマークを大型バスで訪れる ことができます。朝8時のツアーから夜は21時開始ツアーまで 1日6ツアー あるため、どの時間帯に到着しても参加のチャンスがありそうです。

*予約は 当日は空港内のトランジット・ツアーデスク (ハマド空港シンボルの黄色いクマの近く)より申し込めますが、先着順で定員に達し次第締め切りとなるため、 カタール航空の公式サイトより事前予約することをおすすめ します。

時間帯が合わない方やアレンジして自分好みに観光したい場合は、自身で回るか、こちらのツアー以外にも 現地のツアーに申し込むと安心でスムーズ ですよ。

カタール航空のトランジット観光ツアーの場合は、入国ゲートに行かずトランジットエリア内のツアーデスクに行く必要がありますが、他ツアーや自身でトランジット観光の際は、預け荷物を取り出す必要はなく、普通に手持ちの荷物のみで入国するだけでOKです。

無料トランジットホテル

カタール航空では、ドーハ空港で8時間~24時間以内の乗り継ぎがある乗客に無料でホテルを提供するサービスも行なっています。一定条件を満たす予約者のみではありますが、 送迎付きで3つ星以上のランクのホテルに無料滞在できるチャンス ですので、条件を満たす場合は是非ご利用ください。

*ホテル手配の申し込み期限は、航空券発券後からホテル利用日の72時間前までですのでご注意ください。

*アブダビ、バーレーン、ドバイ、クウェート、マスカット、ラアス アル ハイマ、シャルジャ発着便を含まないことや、最安クラスの予約の場合でないこと、8時間以内の乗り継ぎ便が運航していないことなど 条件があるので、詳しくはカタール航空にお問い合わせください

空港内で過ごす

数時間のトランジットの方や深夜到着便の場合は、無理して入国せず空港内で過ごしましょう。

インターネットゾーン

空港内はフリーWi-Fiが充実していますが、PCを使い方向けに、 無料でMacパソコンが使えるインターネットコーナー があります。快適にパソコンを使える机と椅子がズラリと並んでいるので、テレワークなど自前のパソコンが使いたい方へもおすすめです。

子供向け遊具エリア

また、ハマド空港は子供も楽しく過ごせるよう配慮した空港で、子供向け遊具があるエリアがいくつかあります。お子様連れの方に嬉しいコーナーです。

クワイエットルーム

空港の各出発ゲートA~Eには、リクライニングチェアが設置されている 「クワイエットルーム(Quiet Room)」 があります。設置場所は、画像のような椅子のマークが目印です。男女でエリアは分かれており、女性部屋は中が見えないようになっており安心して利用することができます。定期的に係員が見回りをしているほか、搭乗開始の際には寝過ごしのないよう空港職員がアナウンスしに来てくれています。 お金を払ってホテルに泊まるほどでないけど、ゆっくり足を伸ばして身体を休めたいという方におすすめ です。なお、 部屋内は冷房が強い ため、羽織るものを持っていることをおすすめします。

トランジットホテル

空港内には入国不要のトランジットホテルが2つあります。空港内で移動もなく便利で、どちらも早朝からの利用も可能で、周りを気にせず次のフライトまで しっかり身体を休めたいという方におすすめ です。

「Olyxエアポートホテル」 は、市内のホテルより高めの料金設定で一日単位での予約となりますが、部屋が広くレストランもあり、屋内プールやフィットネスルームなども無料で利用できて優雅にリラックスすることができます。また、時間単位で予約可能のカプセルホテル 「sleep ‘n fly Sleep Lounge」 もあります。

ラウンジ

ハマド空港には沢山のラウンジがありますが、 1人55ドルで誰でも利用可能な「Oryx Lounge(オリックス ラウンジ)」 があります。豪華なラウンジでビュッフェスタイルの飲食が充実している他、シャワールームもあります。

一人最大6時間までの滞在 となる点にご注意ください。

*プライオリティパスをお持ちの方は、同じフロアにある「 アル マハ ラウンジ(Al Maha Lounge) 」の利用がおすすめです。

ドーハ乗り継ぎを快適に過ごそう

いかがでしたか?ハマド空港では過ごし方のオプションが沢山あります。皆さんもドーハ乗り継ぎの際は時間を有効活用してみてくださいね!


Miru

余暇プランナー

エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。 ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。 海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。 よろしくお願いいたします。

ドーハ・ハマド国際空港での乗り継ぎ!トランジット観光や空港内でのおすすめの過ごし方7選

情報提供元: YOKKA
記事名:「 ドーハ・ハマド国際空港での乗り継ぎ!トランジット観光や空港内でのおすすめの過ごし方7選