新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出を自粛をせざるを得ない状況が続いています。でも、ずっと家にいると気分も沈みがち・・・そんな時こそ、お家の中に花を取り入れてみませんか?


「#こういう時こそお花を飾ろう」


新型コロナウイルスが世界的にもパンデミックの状況となり、全国的に外出自粛が呼びかけられています。これによってお家にいる時間が増えてきている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ただでさえ暗いニュースばかりなのに家にいる時間が増えても気分も塞ぎ込みがち。そんな時は、暮らしに花を取り入れてみてはいかがでしょう?



今年は卒業式や謝恩会の中止が相次いでいることもあり、農林水産省からは本来消費されるはずだった花が大量に残っているとの情報もあります。

花はそのままにしてしまえば枯れてしまいます。特に春は色とりどりの花が咲き誇る季節。イベント事がなくてもぜひ暮らしに花を取り入れて、気分を紛らわせましょう。

TwitterやInstagramでは「#こういう時こそお花を飾ろう」のハッシュタグで様々な人が花を飾っている写真を見ることができます。花を取り入れて、一緒に花のある暮らしを盛り上げるのもいいですね。


外出しなくても、暮らしに花を



外出はあまりできないけど、暮らしに花を添えたい。

そんな時におすすめなのが「花の定期便」。毎週お家に花が送られてくる花のサブスクリプションサービスで、様々な会社が展開しています。今回は花の定期便と、お家でのアレンジ方法について、フラワーフォトグラファーとして活躍しているshionさんに聞いてみました。


「花の定期便」って何?



「花の定期便」とは、その名のとおり、定期的にお家に花が届くサービスです。毎週、隔週、各月、また、花のボリュームも花の定期便を実施している会社のプランによって変わります。お店に行かずともその時々の季節の花を選んでくれるのは嬉しいですよね。


shionさんが愛用している花の定期便は?



shionさんが普段使っているのは“かわいいが届く、ずっと無料のお花便”がコンセプトの「FLOWER」というサービス。2週間に一度、ポストに花が届きます。送料は税抜360円ですが、なんと1輪なら無料。ブーケでも500円というリーズナブルさが魅力です。shionさんが利用しているのはブーケで500円+配送料360円=860円(税抜)

実際にこのサービスを利用していて気に入っているポイントは2つあるのだとか。

お気に入りポイントその①

毎回2種類のブーケから好みのお花をセレクトすることができ、オーダー方法も簡単。スマートフォンにアプリを入れて、画面上でスワイプしながらお花を選ぶだけ。初回でクレジットカード情報を入力すれば、次回から自然な流れで決済できてストレスフリー!

お気に入りポイントその②

お花が枯れないように水分を保つ保水キャップを取ったら、枝や茎を切らずにそのまま花瓶に飾れるところ。お花屋さんで購入するとどうしても1輪1輪長さや大きさがまちまちになり、飾る時にハサミで短く切る必要があります。しかしFLOWERは、梱包のボックスに収まるサイズで届くので、花もグリーンもあらかじめ丁度良い高さに切られていて、そのまま飾ることができます。


お部屋になじむ花の飾り方


普段からご自身の家でも様々なところに花を飾っているshionさん。お気に入りの花瓶に入れてテーブルフラワーとして楽しむのもいいですが、shionさんならではの花の飾り方はどんなものでしょう?



shionさん:基本的にはダイニングテーブルに飾っていますが、お花を1~2本ずつに分散して飾ったりもします。キッチン、洗面台、玄関など。生活する中で、これらの場所はよく目にするところなので、(お、花瓶の水が濁ってきたな)と観察することもできます。

ドライフラワーになりそうなものは、枯れる前に風通しのよい窓際に吊るしています。吊るし方は、麻紐で束ねて、輪にした部分を画鋲やS字フックにひっかけるだけ。壁面に飾ることが出来ない場合は、ドアノブに吊るすのも良し。



飾るときのポイントは、花瓶に対して1:1になるように、お花の高さを切ること。そうすることで、安定感がうまれてバランスよく飾れますよ。


花瓶がなくてもOK!家にあるものを活用してみよう


コーヒーに入れるクリーミングパウダーの空き瓶

「花瓶が無いと、お花は飾れない。」

そう思っている人は多いのではないでしょうか?しかし、最低条件として、お水が漏れない容器であれば、どんなものでも花瓶になりえます。空き瓶でいえば、栄養ドリンクや美容ドリンク、ジャム、化粧水の容器など、普段から使っている瓶も花を活ければ立派な花瓶に変身しますよ。


「和」の食卓には酒器の花瓶がマッチ

花のある暮らしでどうなった?



普段から暮らしに花を取り入れ、その魅力を発信しているshionさん。最後に、「花のある暮らし」の魅力について聞いてみました。

季節感を感じられ、暮らしに潤いや彩りが出る

無機質なものに囲まれた花のない部屋は、当然ながら季節感を感じることができませんよね。その時々の季節に合わせた花がダイニングにあるだけで、季節を感じられるのは大きな変化かもしれません。

花を眺め、香りを嗅ぎ、五感で癒される

美しい花は見ているだけでも癒されますが、その香りに癒しの効果があるものも。例えば、ヒヤシンスの清々しい香りは鎮静効果があるといわれています。

また、日々の花の成長を見ていると、気分も前向きになれます。

テーブル周りが華やかになる

花を飾るだけでテーブル周りがパッと華やかに。それによって散らかったものも片づけようという意識も芽生えます。雑然とした部屋では寝るだけ、ご飯を食べるためだけに帰るようなメリハリのない生活になってしまいがち。綺麗な部屋でスッキリ心地よく過ごすために、まずは環境を変えて花を飾ってみるというのもアリかもしれません。

お家にいる時間が増え不安になるニュースばかりですが、美しい花を暮らしに取り入れることで、少しでも心が穏やかになるといいですね。


話を聞いた人



【shionさん】

Instagram:https://www.instagram.com/shiooont/

「花の写真で見てくれている人の役に立ちたい」「お花のある暮らしを、沢山の方に広めたい」という想いをもって活躍するフラワーフォトグラファー/ライター。Webメディア「植物生活」での執筆や、「日経ウーマン」でインタビューを受ける。ウェディングブーケの製作・販売も行っている。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 外出自粛でも晴れやかな気持ちで過ごしたい…!こんな時だからこそ花のある暮らしを