掃除に大活躍する重曹のパワーをさらにアップさせ、しかもとっても使いやすい「重曹ホイップ」を知っていますか。その名の通りホイップクリームのような形状にした重曹です。人気掃除ブロガーのおそうじペコさんが作り方と使い方を教えてくれました。


重曹ホイップとは 

重曹ホイップは重曹に石鹸を加えてホイップ状にしたものです。さまざまな場所に湿布しやすく、見た目も生クリームのようなので楽しく掃除ができます。

「重曹のアルカリと研磨力」に加えて「石鹸の泡の吸着力と界面活性作用」により汚れ落ちの効果がアップします。主に油汚れと皮脂汚れの他、さまざまなこびりつき汚れも落ちます。酷い水垢汚れには効果はあまりありません。

材料

重曹 1カップ / 液体石鹸 50cc / 水(水道水でOK) 30cc

作り方

1. 石鹸と水を泡立てる



液体石鹸に水を加え、泡立て器で泡を作る。

2. 重曹を加える



少しずつ重曹を加えながらさらに泡立てる。

3. ホイップ状にする



ホイップ状になったら完成。水道水を使っているので1週間程度で使い切るようにすること。

重曹ホイップの主な使い方

完成した重曹ホイップは、前述したように油汚れや皮脂汚れ、こびりつき汚れを落とすことに効果を発揮します。今回は一例として鍋やケトルについた油汚れとくすみを落とします。

1. 重曹ホイップを塗る



ステンレスのケトルや鍋全体に重曹ホイップを塗る。ヘラを使うより、ビニール手袋をして直接塗るとまんべんなく湿布しやすい

2. 汚れになじませる

30分~1時間程度、重曹ホイップを汚れになじませる。

3. こすり洗いする


石けんの泡がクリーミーなのでこすりやすく、重曹の研磨力も感じる

汚れが緩んできたところで、全体をこすり洗いする。

※肌がデリケートな人は、ゴム手袋を付けるのがおすすめ。

4. 重曹ホイップを洗い流す



お湯でしっかり洗い流す。ステンレスの曇りも汚れもすっきりとれてピカピカに。

注意点

  • 重曹の研磨力で傷が付つくことがあるので、気になる場合は目立たないところでテストしてから全体をこするようにして下さい。
  • 重曹ホイップは拭き取るだけでは落ちません。しっかり洗い流せる物や場所に使用すると、仕上げが楽できれいになります。

クリーミーなテクスチャーになった重曹ホイップは、塗りやすくこすりやすいのもメリットです。家にあるもので簡単に作れるのもグッドポイント。ぜひチャレンジしてみてください。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 重曹+石鹸で作る「重曹ホイップ」が掃除に便利! 作り方と活用術を詳しく解説