「安全でおいしいものを食べたい」。こう思う人は多いはず。京都のスーパー「フレンドフーズ」はこだわりが一味も二味も違います。安全性はもちろん、食通もうなるというほどおいしさを追求していると噂の同店について、そのこだわりや魅力を取材しました。


「フレンドフーズ」とは



京都府京都市左京区に店舗を構える「フレンドフーズ」は、府内に1店舗のみの展開にもかかわらず、京都に住む食通の中で話題のスーパー。1977年に創業した同店の3代目となる藤田代表取締役社長は、自店のコンセプトについて「少なくとも身体に悪くはない"ほんまもん"だけを世の中に発信します。自分の子どもに食べさせたくないものは扱いません」と話します。

「ニーズがある」ではなく、「おいしくて身体に悪くないもの」を届ける商品セレクト

フレンドフーズの最大の特徴はその品揃え。先ほど紹介した藤田社長の話にもあるように、「安心とおいしさにとことんこだわった品揃え」が特徴的です。全国各地の「本当においしくて安全安心」な商品を揃えるべく、農家やメーカーをまわり、卸業者と逐一情報交換をしてアンテナをはっているそう。店舗では自分たちが本当に納得した商品しか扱いません。



藤田社長は自らの店舗発信で食の真実を伝えるという意味から、「フレンドフーズはメディア」と言い切ります。世の中には数え切れないほどの食材がありますが、フレンドフーズでは「ニーズがあるかどうか」だけを商品選定の基準にはしません。「おいしくて、身体に悪くないもの」を基準とし、その魅力をPOPなどで伝えながら販売しています。

「フレンドフーズでは、商品の真の魅力を伝え、お客さまの中にニーズを生み出すことに力を注ぎます」。



チラシの発行なし、安売りではなく質に見合う価格設定を

さらに特徴的なのが、フレンドフーズではチラシを出していないということ。Instagramを通じて店舗の魅力を発信する以外に大きな宣伝はしないそうです。その代わり、店のPOPや来店客への声かけで商品の魅力を説明しています。いま目の前にいる一人のお客を十分満足させるべく、「満足度101%」に全力を尽くしているといいます。



また、良い商品はそれに見合った価格で販売することがポリシー。商品の質に見合う価格を設定して販売しているので、販売されている商品は決して安くはありません。ちょっぴり高い商品が並びますが、質はお墨付き。高級料亭の料理人や食通も、多少遠くてもフレンドフーズにわざわざ買い物に来るほどです。

惣菜は一級食材で毎日手作り、精肉売り場では「幻の牛肉」も販売

多店舗では見かけないような独自の商品ラインナップが特徴のフレンドフーズですが、店内の惣菜売り場も特徴的。多岐にわたる品目が日替わり・週替わり・月替わりで並びます。それらの惣菜には全て品質の良い"一級食材"を材料として使用。毎日店内のキッチンで手作りしているそうです。

また、皿に盛ってあるおばんざいは量り売りで、なんとすべて試食可能。試食したうえで満足したものだけを買うことができ、ここからも店側の自信が感じられます。種類豊富な惣菜は「飽きがこない」とお客からも人気だそうで、惣菜部門の売上比率は、一般的なスーパーと比べると倍以上になっているそうです。




また、精肉コーナーにも面白さが。一般的なイメージでは「A5ランクでサシが入っていれば良いお肉」というイメージがあるかもしれません。しかし、「実際はそうとは限らない」と藤田社長。そこで同店ではA5ランク以上という線引きをあえてA4ランク以上と見直し、どのような餌をたべてどのような育ち方をしたのか、またどのような人柄の生産者かなどを見極めて仕入れを行っているといいます。「幻の牛肉」と呼ばれる宮崎県の尾崎牛の精肉も、関西全域で唯一、フレンドフーズだけで扱っているそうです。



地元の大学とも連携「社会と文化をつなぐ種にしたい」

「小さな会社ができる小さな行動を、社会と文化を繋ぐ種にしたい」という気持ちから、地域への還元や社会貢献活動の促進もしています。例えば地元にある「京都ノートルダム女子大学」とは産学連携協定を締結し、共同で商品開発や各種講座や調査を行っているといいます。さらには、地元の社会福祉法人も交えてパン販売もしているそうです。


京都ノートルダム女子大学との共同開発した商品の試作例。米麹・人参・れんこんを用いたパウンドケーキ(※未発売品)

特に人気の商品はコレ!

食通もうならせるフレンドフーズの商品の中から、今回は特別に「特に人気」という商品を2つ教えてもらいました。

京都下鴨 風漣堂「完熟赤山椒」



「完熟赤山椒」は、真っ赤になるまで樹上で完熟させた山椒の実を乾燥させた後、手作業で種と枝などを取り除き、果皮だけを石臼で挽いた山椒。強烈な刺激の中に品を秘めており、圧倒的な香りの良さが人気の秘密です。ミシュラン星付きの料亭やレストランからのオーダーもあるという逸品。内容量は10g、価格は1296円(税込)です。

オリジナル商品「鶏と豚の基本スープ」



厳選した国産食材で作り上げたフレンドフーズオリジナルの「鶏と豚の基本スープ」。中華料理はもちろん、和洋にも使える万能調味料です。こちらの調味料は、同店の惣菜作りにも利用しているそう。冷蔵保存可能で賞味期限も長く、量もあるので便利。1度使ったお客の大半はリピーターになられるといいます。内容量は300g、価格は2400円(税込)です。

「食の本当のおいしさ」と安心・安全にこだわったフレンドフーズ。販売されている商品のお値段は決して「お手頃」ではありませんが、「本物のおいしさ」がスーパーで手に入るという点では「おトク」かも? ぜひ京都に行った際は訪れてみてはいかがでしょうか。

※記事中で紹介している商品の価格は、フレンドフーズでの店頭販売価格となります。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 食にうるさい京都人御用達! 「フレンドフーズ」ってどんなスーパー?