24坪の小さな平屋に家族4人で生活しているeriです。「持たない暮らし」を目指して断捨離した際に、処分の対象になった物の多くが100円ショップで購入したものでした。手ごろな価格と次々に発売される新商品が魅力の100円ショップ。無駄遣いしないコツも紹介します。


買いすぎないための2つのコツ

100円ショップには、安くてかわいい商品がずらりと並んでいるので、ついつい買う予定のないものまで購入してしまいますよね。なので私は、必ず買い物メモを持って行き、レジに行く前にカゴの中身を再度チェックするようにしています。また、子どもを連れて行くとおもちゃやお菓子を買ってしまいがち。なので、100円ショップにはできる限り1人で行くようにしています。

100円ショップで買うもの

100円ショップでは消耗品を買うことが多いですが、ラップが薄くてすぐ破れてしまったという経験から、1度購入してみてコスパがいいと思う物だけを買うようにしています。 

「排水口ネット」



上の写真の「排水口ネット」はキッチンの排水口に使っています。底が2重になっていて丈夫なところと、100円で30枚入りというコスパがお気に入りの理由。ほぼ毎日交換するので、コスパは大切です。お風呂の排水口にもう少し目の粗いものも使っています。なくなると不安になるので、必ず予備をストックしています。

「お弁当用のカップ」



仕事に持っていくお弁当用のカップは、100円ショップのものをヘビロテ中。シリコンタイプのものを繰り返し使うのは汚れ落ちが心配で、使い捨てタイプを使っています。デザインが豊富なので選ぶ楽しみも。コスパだけを考えるとシリコンタイプかもしれませんが、お弁当を作るとき、食べるときに少しでも気分をあげるためにかわいい物を購入しています。収納に困らないようにまとめ買いはせず、なくなりかけたら購入するようにしています。

「お年玉袋」



毎年年始に使う「お年玉袋」はある意味消耗品なので、100円ショップで購入しています。デザインも豊富で見劣りすることもないのでおすすめです。人気キャラクターのものもたくさんありますよ。またご祝儀袋や香典袋も100円ショップで購入しています。

100円ショップで買わないもの

季節物の飾りと壊れないと買い換えない物は、100円ショップでは安易に購入しないようにしています。クリスマスやハロウィンといったイベント用のアイテムは、年に1回しか使わないからこそ心から欲しいと思った物を飾っています。また、ハサミや包丁などの刃物類も頻繁には買い換えないので、お気に入りの良い物を使いたいです。なので、安さが理由では買いません。そのほか、具体的な商品で100円ショップで買わないものは下記の3つです。

「色物の化粧品」



色物の化粧品は発色がパッケージよりも悪く、結局使わなくなることが経験上多かったため、買わないようにしています。マニキュアもすぐに禿げてしまいがちです。

「スマートフォンの充電器」



スマートフォンの充電器は何回か購入していますが、使い方が悪いのかすぐに使えなくなってしまいました。正規品が高いため100円ショップのもので代用しようとしましたが、結局もったいない出費になってしまったのでもう買いません。

「食器」



以前は、独身時代に「とりあえず」で100円ショップにて購入した食器が自宅にたくさんありました。結婚して料理をするようになり、食器ひとつで料理の見栄えや気分などが変わることに気づき、それ以来100円ショップでは買っていません。決して100円ショップのお皿のデザインや品質が悪いわけではないですが、陶器市やお気に入りの雑貨店で買うお皿と比較すると、使用頻度は減ってしまいがちに。結局すべて手放しました。こだわりのあるジャンルに関しては、100円ショップでの購入は見直した方が良いと思います。

100円ショップにあるものとほとんど同じものが、スーパーではもっと安く特売価格で買えたと後から知ることも多々あります。つい最近もふりかけが100円で安いと思って購入したらスーパーでさらに安く売っていて、ちょっと悔しい思いをしました(笑)。100円ショップにはおしゃれな物や実用性の高い商品もたくさん置いてあるので、安易に買ってしまいがちですが、”安物買いの銭失い”にならないようにしたいところですね。

「本当にコスパいいか」「本当に必要か」と買う前に見直すことで無駄買いは減らせると思います。100円ショップのものも、それ以外も、使うたびに買ってよかったなと思える物選びをこれからもしていきたいです。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 「100円ショップで買うもの、買わないもの」を節約上手さんに聞くvol.3 eriさん編