コストコで販売されている『芽キャベツ』をご存じでしょうか。


グアテマラ産の芽キャベツです。日本の家庭だとあまり定番感のある野菜食材とは言えないですかね。でも、甘みのある味わい、使いやすいさ、豊富なアレンジ……常備しておくとけっこう便利な食材です。



芽キャベツ(グアテマラ産)|899円





コストコの(寒い)青果コーナーでたまに見かける『芽キャベツ』(品番593044)。こちらは中米グアテマラ産のもので、内容量は680g(100gあたり約132円)。野菜の相場は変動しやすいので一概には言えませんが、一般のスーパーで購入するよりは1〜2割ほど安い感じですかね。本品の販売者は米ミシガンのNorth Bay Produceという会社です。なお、本品は輸入品ですが、国内では秋〜冬が旬の野菜となります。


まずはボイルしておく



粒は大小混ざっているので、料理に合わせてサイズを揃えて取り出すとよいかと思います。風味としては、キャベツのようなシャキシャキ食感ではなく、どちらかというとしっとりとして甘みがあるのが特徴。コストコで購入したグアテマラ産はえぐみはほとんど無く、食べやすいんです。



芽キャベツの定番料理であるシチューやスープなどに使うのであれば、そのまま一緒に煮込んでもOKですが(芯の処理は済ませる)、それ以外の場合はひとまずボイルしてから使うとよいでしょう。まず芽キャベツは軽く水で流し、底部に出ている硬めの芯をカットしておきます。鍋の水には塩を加えておき、芽キャベツを移して沸騰させます。沸騰したら火を止めて5分ほど置けばOKです。このあたりの茹で加減はお好きな硬さもあると思うので調整してみてください。保管したい場合はボイル後に冷凍庫でどうぞ(解凍は自然解凍で)。


ちなみに、ボイルせずに焼くのもアリ。ハーフカットして網焼きとか。バーベキュー用食材としてもおすすめです。


和え物でも肉巻きでもフォンデュでも



茹でた芽キャベツでごま和え。すりごまに醤油、砂糖を加えて芽キャベツと混ぜるだけですね。食卓に野菜を加えたいときの一皿料理にちょうどいい感じ。



芽キャベツの肉巻きも鉄板的なメニューでしょう。芽キャベツを豚バラ肉で包んでフライパンで炒めるだけ(ちょっと小さめの芽キャベツを使うと肉巻きにしやすい)。味付けは塩こしょう程度でもいいし、麺つゆ(濃縮)で照り焼き風に仕上げてもOK。食卓のメインも張れるボリュームメニューです。



チーズフォンデュの食材に使うのもおすすめ。中までチーズが入り込むように半分にカットしておくといいですよ〜(サイズ的にも食べやすいし)。


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日本の家庭だとやや扱い慣れない感じの芽キャベツですが、試してみるとアレンジパターンが豊富で(レシピサイトでぜひ検索を)、いろいろな調理に挑戦したくなる食材かと思います。あと、野菜嫌いのお子さんでも、芽キャベツなら甘みがあって食べやすいかもしれませんね〜。


情報提供元: ミトク
記事名:「 コストコの大入り『芽キャベツ』は甘みがあってアレンジ豊富なおすすめ野菜