樽生クラフトビールは樽替わりで10種類。提供サイズはハーフパイント(250ml、480円、税込み)、パイント(473ml、780円、税込み)の2種類が基本。一部、提供サイズ、および価格が異なる銘柄があります。
クラフトビールは平岡店長がセレクトし、ラインナップは特定のビアスタイルに偏らないよう、バランスよく組んでいるとのこと。常設で『ハートランド』と系列のCRAFTROCK BREWINGのビールが提供され、新商品やレアなビールも多く揃います。
注文する前に味見ができるので、どれを飲もうか迷っている方はぜひスタッフに声をかけてみてくださいね。
今回は、平岡店長に本日のおすすめを教えてもらいました(※取材日:2020年1月中旬)。
左から、「Mole Merkin」「トランプの悪夢」「Beacon Saison」
『Beacon Saison(ハーフパイント、600円、税込み)』
系列の「CRAFTROCK BREWING」が醸造したオリジナルビール。セゾンスタイルで飲みやすく、一杯目におすすめとのこと。レモンやオレンジのようなフレッシュな香り。飲んでみると、炭酸が細かく、少し酸味があり、麦の味わいと程よい苦みがあります。後口はドライで、すっきりとした味わい。
『トランプの悪夢(ハーフパイント、480円、税込み)』
栃木の「うしとらブルワリー」がつくる、ネーミングがユニークなIPA。ドライホッピングでホップの「シトラ」をどっさり使用し、柑橘香がバッチリ!とのこと。グレープフルーツのような香りが強く、青々とした芝生のような香りもします。なめらかな口当たりで、ガツンと苦みが効いていますが、後をひかないので、するする飲めちゃいます。
『Mole Merkin(100ml、480円、税込み)』
カルフォルニアのブルワリー「Firestone Walker Brewing」のバレルエイジドミルクスタウト。アルコール度数が7.8%あり、個性的でありながら飲みやすい一杯とのこと。カカオニブの甘い香りに、ほのかにシナモンが香ります。飲んでみると、口当たりはまろやか。甘すぎず、すっきりとした味わい。唐辛子を使っているそうで、後からじんわりと辛さを感じるのがおもしろいです。
もう一つの名物は『シャリキン』。「シャリキン」とは、シャリシャリに凍らせたキンミヤ焼酎のこと。こちらのお店では、季節のフルーツや国産レモンなどをキンミヤ焼酎に漬け込んでいるのだそう。おすすめはこのお店でしか飲むことができない『シャリキン パルコ(青りんご)(480円、税込み)』。パルコのロゴの色に合わせた水色、りんごのコンポート入りでおしゃれ。少しすっぱくて、サイダーのように爽やかな甘さは、どこか懐かしさを感じさせるおいしさです。
選ぶのが楽しい和洋折衷の料理
壁一面にずらりと貼られたメニューは豊富で、30~40種類もあるそうです。どれを注文しようか迷ってしまいますね。
悩んだ結果、自分では決めきれず、店長におすすめ料理を教えてもらいました。『冷やしトマト(380円、税込み)』
安定の居酒屋メニュー。マヨネーズ添え。
『坦々キーマカレー(ライス)(680円、税込み)』
スパイシーで、ちょうどいい辛さ。にんにくチップが食欲をそそります。
『カマンベールスモーク(480円、税込み)』
おだやかな燻製香で、コショウがアクセント。
『ポテトサラダ(380円、税込み)』
粒マスタード入りでお酒に合う。フライドオニオンとナッツが香ばしさをプラス。
『ハムカツエッグ(580円、税込み)』
厚みのあるハムカツと目玉焼きを割ってトロリと出てくる半熟の黄身。一緒に食べると最高の組み合わせ。
料理は、一人でも食べきれるくらいの量で、ちょっとずつ、いろいろと食べたい方にもよさそうです。
立飲みスタイルでクラフトビールを楽しめる「立飲みビールボーイ渋谷PARCO店」。明るくてきれいな店内は、女性ひとりでの利用にもおすすめです。
お手頃価格のクラフトビールは樽替わりで、毎日通っても新しいビールに出会えそう。11時から開店していて、買い物のついでに立ち寄ったり、空いた時間に一杯だけ飲みに来たり、種類豊富なフードを食べながらクラフトビールを楽しんだりと、いろいろなシーンで利用できそうです。一度訪れるとあなたも立飲みの魅力にはまっちゃうかも。
情報提供元: ビール女子