タレントのベッキーと妹でダンサーのジェシカを公式アンバサダーに起用した環境保全団体「WILDAID」は、認定特定非営利法人「アフリカゾウの涙」と共に、日本の象牙市場閉鎖を後押しすることを目的に、#REDonNOSE運動を本日3月3日(火)から開始した。


ベッキーといえば、家でたくさんの動物を飼っていたり、愛玩動物飼養管理士2級の資格を持っており、芸能界でも随一の動物好きとして知られている。

そんなベッキーと妹のジェシカがアンバサダーとなり、#REDonNOSE「私は象牙を選ばない」宣言をする運動に賛同した。



本運動は、象牙を選ばない宣言の証として、ゾウの象徴でもある鼻に、ゾウの血と印鑑の朱肉をイメージした赤いラインと「#REDonNOSE」の文字を付けることで運動への賛同を呼びかけている。

公式Instagramでは、同ビジュアルのARエフェクトを公開しており、写真を投稿することで誰でも象牙を選ばない宣言をすることができる。

今後、公式サイト上に#REDonNOSE運動の様子が随時アップされていくほか、各種イベントを通じてこの運動を広げていく。



今春第1子の出産を控えたベッキーは、命について改めて考えたと言い、

「(アフリカゾウは)2年もお腹の中で育つということにびっくりしました。感覚が人間に近いんだから、小さいゾウさんの気持ちとかも想象しなくちゃいけないよなって思いました。たくさんのゾウの命を守れると思うし、できる事はたくさんあると思います。」と話している。


ジェシカも、「自分のとる行動で世界は何も変わらないという感覚の人が多くて変えられていない。」とコメントしており、動画内では「最近親友も子どもできてるし、姉もね、妊娠しているからこういうのもちょっと…その行為が大きなビジョンにつながるっていうことを知ってほしい」と身近にいる大切な存在を想い、小さなワンステップから変わることを呼びかけている。



2020年現在、日本では国内取引が続き、「世界最大級の象牙販売国」となっており、日本で取引される象牙の80%が印鑑によって何気なく消費されていることはあまり人々に認知されていないのが現実だ。2020年は大規模スポーツイベント開催に伴い、世界中から日本のアクションが注目を集める年になるため、これを機に、高まるアニマルウェルフェアの考え方にも注目し、理解を深めてみてはいかがだろうか。


情報提供元: YESNEWS
記事名:「 ベッキーと妹のジェシカ、命について考える「私は象牙を選ばない」宣言!