「猿の惑星/キングダム」ジャパンプレミアに急きょ、駆けつけた松岡禎丞(撮影・村上幸将)

声優の松岡禎丞(37)が8日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた米映画「猿の惑星/キングダム」(10日公開)ジャパンプレミアに急きょ、駆けつけた。当初は、日本版声優から竹内力(60)と小松未可子(35)が登壇予定だったが、関係者によると松岡も仕事の都合がついたという。

松岡は、人気アニメ「鬼滅の刃」で「猪突猛進!」と叫んで駆け抜ける、嘴平(はしびら)伊之助を演じるが、伊之助のごとく、イベント中に飛び込みで“参上”した。そして、登壇早々「直前まで仕事していたので、間に合うか? と思ったんですけど…アイムエンタープライズの松岡禎丞です」と、来日したウェス・ボール監督とプロデューサーのジョー・ハートウィック氏に律義に自己紹介した。

松岡は劇中で、主人公の若き猿・ノアを演じた。この日は、日本版声優による生演技の披露もあり、重大な秘密を抱える野生化した人間ノヴァ役の小松未可子(35)が先陣を切った。続いた松岡は「小松さんの後は、嫌なんだよなぁ…」と言いつつ、真に迫った演技を披露。「とあるシーンで、涙が止まらなかった。あそこのシーンで、明確に人間と猿の思いのあり方が全く違うんだと思って。心がとてつもなく張り裂けそうなほど痛くなりました」とアフレコを振り返った。

この日は、冷酷な猿の独裁者プロキシマス・シーザーの日本版声優を務めた竹内力(60)も登壇した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 松岡禎丞「猿の惑星」舞台あいさつに飛び込み参戦「直前まで仕事…間に合うか? と」