梶裕貴アニメ「DIVE!!」主人公に共感した部分とは？中村悠一 沖津飛沫は「この中で1番未熟」
7月から放送予定のTVアニメ『DIVE!!』の『キャストとDIVE!!～放送前イベント編～』が25日、都内ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で開かれ坂井知季役・梶裕貴、富士谷要一役・櫻井孝宏、沖津飛沫役・中村悠一、山田篤彦役・杉田智和、OPアーティストQyoto、EDアーティスト橋本裕太が登壇した。
本作は作家・森絵都氏の水泳競技の飛び込みにかける少年たちの青春を描いた同名作が原作。幼いころから飛び込みに打ち込んできた坂井知季。ある日、自身の所属するミズキダイビングクラブ（通称：MDC）が、オリンピック出場にしないと廃止されると告げられ、クラブの存続のために本気になって奮闘していく姿が描かれる。
イベントでは1、2話が上映された後、キャスト陣が登壇しそれぞれ自身の演じる役についてのトークへ。梶は原作が1998年に中学2年生だった知季が00年のシドニー五輪を目指すという物語だったということに触れ「98年は僕も中学2年生で、知季がそのまま成長していたら彼も31歳になっているんだろうなって」と、不思議な縁に感慨深げ。
櫻井は「変化していく彼を見られるんですけど、そのあたりのドラマを楽しみにしてほしい」とアピールし、中村は、「ネタバレになるところが多くて」と沖津のことは多くはしゃべれないそうだが「達観している感じに見えますが、達観していないです。なんならこの中で1番未熟です」と、のこと。一方、2話までに登場がなかった山田について杉田は、基本的にはいい人キャラであり「演じる側として楽しみです」と、伝えていた。
ほかイベントでは、『DIVE!! VRレッスン』と題して、今年9月にリリース予定の本作VRゲームを梶が体験するコーナーとなり、仮想空間での飛び込み体験を楽しんだり、作品OP楽曲『太陽もひとりぼっち』を歌う男性6人組グループ『Qyoto』と、ED楽曲『NEW WORLD』を歌う橋本裕太がそれぞれ楽曲を生歌唱で初お披露目し場内を盛り上げていた。
最後に、梶から、「やっとみなさんにアニメ本編を観て頂けて嬉しく思っています。原作が面白くてのめり込みました。綺麗な青春スポ根みたいですけど、中高生のリアルな悩みなどが描かれています。みなさんに楽しんでご覧になって頂ける作品ではないかと思っています！」と、呼びかけ終演を迎えていた。
TVアニメ『DIVE!!』は7月6日よりフジテレビ“ノイタミナ”にて毎週・木曜深夜0時55分から、ほか各局で放送開始！
※記事内画像は（C）森絵都・角川文庫刊／アニメ「DIVE!!」製作委員会