「キデイランド原宿店」に設置された自身のグッズコーナー前で


 すっかり“ラスボス”が定着した歌手・小林幸子(62)が2日、都内の「キデイランド原宿店」にサプライズ“降臨”した。5月1日より、自身のアナザーキャラクターである「メガ幸子」をデザインした同店オリジナルの『MEGA SACHIKO(メガ幸子)』グッズが販売されていることから、PRとスタフへの激励に訪れた。


 地味な(?)私服で来店した小林だったが、そのオーラまでは隠しきれなかった。ゴールデンウイークで賑わう店内は、あっという間に人だかりができ、「ウソー、いまの小林幸子だよねぇ~」と、10代の女の子たちのほうが驚いた様子で騒然となった。グッズ売り場前では、スマホ片手に写真を撮る人たちに笑顔で手を振るなど、気さくに対応。


 NHK『紅白歌合戦』でのド派手で巨大な衣装が、「まるでラスボス(ゲーム等における最大の敵、最終ボスキャラクター)」をほうふつとさせるところから、ニコニコ動画ユーザーを中心とする若年層ファンから「ラスボス」と呼ばれ、人気となっているが、『キデイランド』という女の子や家族連れが多く集まるお店でのグッズ販売。売れ行きは・・・と、気になるところだが、これがなんと、「かわいい~」「なんか応援したくなっちゃう」と、大人気。


 巨大衣装をモチーフにした『MEGA SACHIKO(メガ幸子)』グッズは、パステルカラーを使った80年代調で、「メガ幸子」の手のひらに小林が乗ったデザイン。現在、ミニタオル(500円・税別)、ポーチ(900円・税別)、缶キャンディ(580円・税別)の3種。



 この図柄と色合が女の子たちに受けているという。初めて話が来た時は、「はっ!?えっ?と驚きましたよー。老舗で自分のグッズを置いてもらっているのはうれしいでね」と、誰もが知る70年の歴史がある老舗店発信でグッズが作られ、販売されていることを喜んだ。


 「ラスボス」と呼ばれることや巨大衣装がグッズになることについて、「自分自身がこんな状態になっていること自体が不思議です。4年前には想像していませんでしたから。よく、『小林さん、どこに向かっているんですか』と、聞かれるんですが、『自分でもよくわかりません』と答えます」と、笑う。


 そして、「みなさんが『小林幸子』を面白がってくださることを私は客観的に面白がってます」と、語った。


 また、『キデイランド原宿店』は今年で70周年を迎えるが、「昔は、日本のキャラクターグッズがそんなになかった。ここに来ると海外の香りがするようなグッズがたくさんあって、緊張しながら来た思い出がありますね」と、昔を懐かしんだ。


 (C)メガ幸子・カエルム


 


地味な衣装で登場


『MEGA SACHIKO(メガ幸子)』グッズコーナー


 


 





MEGA SACHIKO フラットポーチ 900 円+税上・・表面/下・・裏面


MEGA SACHIKO ミニタオル

500 円+税


MEGA SACHIKO 缶キャンディ

580 円+税




情報提供元: News Lounge