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日本では南日本以外で見られる有名な毒きのこ。赤い傘に白いイボイボが特徴的ですが、このイボは幼いきのこを守るための膜が破れたもの。そもそも見た目がキモいわりに知名度が高いのはなぜなのか調べてみるとこのきのこ、スーパーマリオのきのこのモデルになっているそうです。
アカイカタケ
【アカイカタケ】雑木林や竹林に発生するスッポンタケ科のキノコ。特に竹林に発生することが多い。卵のような膜を破って発生し、柄は白いが頂点部は赤く、イソギンチャクのような形をしている。発生数は少なく、数日で崩れて無くなってしまうため、派手な風貌とは裏腹になかなか見る機会が少ない。 pic.twitter.com/NNTeKozAKC
— カメ五郎 ~小さな自然コラム~ (@kamegorou2525) 2016年12月10日
赤いヒトデのようなイソギンチャクのような形をした奇抜で不気味なきのこ。日本でも発見例がいくつもありますが滅多に生えていないそうです。また、毒性の報告がないため無毒である可能性もありますが、その見た目や悪臭、身自体がもろいため食用には向きません。
シャグマアミガサタケ
#帆立さんのキノコ講座
— 帆立の貝焼き(低浮上) (@hotayaki_529) 2018年3月16日
シャグマアミガサタケ
フクロシトネタケ科
シャグマアミガサタケ属
主に春、針葉樹林に発生。致死性の猛毒を持つが、毒成分は加水分解されると揮発性が高くなるので、茹でて毒抜きができる。だが、気化した毒成分を吸って中毒する例もある。安易に食べるべきではないだろう。 pic.twitter.com/JqshcnyRQo
表面がデコボコ、しわしわで見た目がもう完全に脳みそ。映画『ハンニバル』のクライマックスを思い出させます。日本でも見られるこのきのこ、そのまま食べると強い毒性があるので絶対に食べないように。
オニフスベ
ふすべ(こぶ・いぼの意)の名を持つこのきのこ、写真で見ると縮尺感が分からないのでそうでもないが、実際は結構でかい(直径20~50センチ)。さらに白いためバレーボールに見えるという人も。これが昨日なかった場所に一夜にして発生することもあるそうで、見つけたらゾッとするでしょう。食べることができ、はんぺんに似た食感だそうです。
スッポンタケ
本日、スッポンタケに遭遇。バンクシアの木の根元で、異臭を放っていました。もちろん、ハエも旋回。 pic.twitter.com/yPJCzjB5t6
— 木谷美咲@ローファットダイエット (@Dionaeko) 2018年10月17日
キモいというか、見た目が男性のアレに完全一致の卑猥きのこ。人目のある所でうっかりググらない方が良いと思います。臭いけど食べれるという皮肉きのこ。
ウラムラサキ/ソライロタケ/ラクタリウスインディゴ
ソライロタケ
— Keiya Yoshino (@Keiya82531822) 2017年11月18日
石垣島 8月 pic.twitter.com/Zdb9YoDTH8
見ようによっては美しくも見えますが、色合いがちょっと恐怖を感じる3種。ウラムラサキは名の通り紫色で毒っぽいですが食べることは可能(ただ小さいので食用には向かない)。ソライロタケも青色で美しく見える一方、不自然な感じの色合いでキモい。食用ではないようです。この2種は日本でも見られます。
@Niji_2x …旦那さんとあまあまな虹村さんにあっまあまな土産ッス。
— 黄瀬@きーくんわんわん☆ (@gamini618) 2016年9月16日
「ラクタリウスインディゴ」って名前のキノコそっくりなケーキ。
1枚目、本物。二個目以降ケーキ。 pic.twitter.com/VENYCKCxpp
そして北アメリカ、東アジア、まれに日本でも見られるラクタリウスインディゴ。その名の通り全身インディゴブルーで食用に用いられるそうですが、まったく食欲を煽らない色合いです。
さて、キモいきのこ特集いかがだったでしょうか。見た目がエグくても意外と食用だったりするところに人間のチャレンジングスピリッツを感じます。これらを見てもきのこ愛が止まらない方は上級者でしょう。