不本意にも遊園地で働く事になった主人公が、社会人として成長していく映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』が現在公開中。



原作は、「海猿」や「S 最後の警官」の小森陽一の小説「オズの世界」。今までの重厚な世界観から一転。ハートフルな作風に仕上がっています。なんと原作を書くときから、「主人公のイメージは波瑠さん」だったとの事!


初タッグの波瑠&西島秀俊



そんな本作は、波瑠と西島秀俊の初共演作品でもあります。


ヒロイン役・波瑠の役どころは、彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職するものの、地方の遊園地へ配属になる新卒社員。彼氏と離ればなれに憂鬱な仕事の日々…そんな中、「各支社で目覚しい成果を上げたMVP社員は、好きな部署への異動希望を出せる」と知り、MVP社員を目指して、企画を出しまくります!


コミカル演技合戦



しかし、見た目は軽くてノーテンキに見える上司には、全く相手にされません。この上司役を演じるのが、西島秀俊。これまでに数々の企画を成功させ、"魔法使い"の異名を持つ小塚さん役で。


今まで、『MOZU』シリーズや『クリーピー 偽りの隣人』など、ハードボイルドな役が多かったですが、本作では、ユーモラスなコミカル芝居が炸裂!波瑠との息の合った漫才のようなヤリトリが笑えます。まさに、コミカル演技合戦の開幕です。


脇を固める豪華キャスト



さらに、同期社員役の岡山天音、遊園地の広報課長役の深水元基、お喋りな販売スタッフ役の濱田マリ、年下の先輩社員役の橋本愛、とぼけた園長役の柄本明と個性的すぎるメンバーが集合。脚本を担当するのは、『ヒロイン失格』や『センセイ君主』など、暴走系ヒロインを作ってきた吉田恵里香。


本作のメガホンをとったのは、数々のテレビドラマや『SP』の劇場版2部作など、ハードボイルド系作品を手がけてきた波多野貴文監督。


本来、作風の異なる2人の共同作業が、舞台は田舎の遊園地なのに、やたらとスケール感のデカい作品へ結実!!圧倒的なクライマックスへなだれ込みます!




(C)2018 Twentieth Century Fox





東京カレンダー 2018年12月号 (2018年10月20日発売)

Fujisan.co.jpより


情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 波瑠の迷いこんだ遊園地には、魔法使いの西島秀俊がいた!映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』