ゴールデンウィークに開催される数あるイベントの中でも、ダントツ男子人気をかっさらうのはやはりこのイベントではないだろうか?そう、「肉フェス」!!

その名の通り肉のフェスティバル…各地から珠玉の肉料理が一堂に会する、まさに肉の王国といっても過言ではない。

そんな夢の国とも言えるフェスになんと!マガジンサミット編集部、潜入してきました。

肉の王国に潜入!…した瞬間に肉汁に溺れる

お台場の潮風を受けながら肉フェス会場のゲートをくぐるとすぐに漂ってくるおいしく焼ける匂い…。お腹がなるのをいなしつつ進むと、見えてきたのは肉の名店がずらりと並んだその名もミートストリート!脇を固めるのは、肉料理に合うビールや、食後に頂きたいスイーツが並ぶスイーツアベニューとドリンクアベニュー。

最高の布陣に胸躍らせつつ、まず向かったのは「飲めるハンバーグ」さんの『飲めるハンバーグ』!!!常に行列ができている「肉フェス」常連の名店だ!

箸で割ろうとすると、「ここは源泉ですか?」というくらい肉汁があふれ出てくる。ひとかけ口に含めば、肉汁で溺れそうになる。

予想を上回る事態に驚きっぱなしだが、ハンバーグが「驚くのはまだ早い!」とばかりに舌の上で解けるではないか!噛んでない!こんな柔らかさ体験したことない!もはやハンバーグではない異次元の食べ物に出会った感動の涙で目の前が霞む…。

ニューカマーは超熟成肉!?「ゼストキャンティーナ」

涙を拭きつつ、次の店に狙いを定める。お次はこいつだ!「ゼストキャンティーナ」さんの『発酵熟成肉ガリバタステーキ』!!!

今回初めて肉フェスに参戦するこのお店。新しい風を感じにいざ出陣!と意気込みつつ料理を受け取とると、その瞬間にやってくる視覚の暴力。見てくれこの絶妙なミディアムレア…美味しそうすぎる。

たまらず口に運ぶと…外側カリッと、中ジューシーという黄金食感のハーモニー…そして鼻腔に吹き抜けるガーリックバターの風…新しい風はガリバタの匂いとともにやってきたのだ…美味しすぎて飲み込みたくないと思ったのは生まれて初めて…。

この美味しさの秘密は最先端技術の発酵熟成製法にあるらしい。お肉を無駄にしない必要な菌だけをつける方法らしいが、店員さんの丁寧な説明はステーキのうまさへの感動で若干吹っ飛んでしまった。許してほしい、おたくの肉が美味しいのがいけない。

その美味さ、殿堂入り!「肉屋 格之進F」

またも美味しさの感動に包まれつつ、ふらりと隣のお店に足を踏み入れる。

そこは肉フェス殿堂入りの「肉屋 格之進F」さんだ!格之進なしに肉フェスは語れない。この肉フェスにおいて、格之進を知らぬものはもぐりと言われるほどだ(嘘)

店員さんの威勢のいい「殿堂入りのメニューいかがですかー!」をBGMに『熟成肉塊焼&格之進ハンバーグ』をゲット。

まずは熟成肉を一口…。噛めば噛むほどおいしさを発見できる。まさに食べるなぞなぞ。何を言ってるかわからない?これはもう、言葉では言い表せない…体験しないとわからない…おいしさを見つける旅にぜひ参加してほしい。

そして待ってました格之進ハンバーグ!肉の旨味が詰まった王道のハンバーグは老若男女問わず大好きな味だ!塩麹で肉自体に味付けがされてるので、そのままかぶりついて思う存分堪能するのがオススメ!

お台場で感じるトルコの香り「EFE KEBAB」

あの熟成肉とハンバーグをセットでいただけるなんてコスパ最強だな…とこれまた感動しつつ、そろそろ料理のバリエーションに変化がほしいところ。

そして目をつけたのは「EFE KEBAB」さんの『ケバブサンド』だ!!店の奥では豪快に肉塊が焼かれ、そして豪快に削ぎ切られている…ライブ感満載だ…。

ケバブサンドの中身はビーフとチキンから選べるが、今回はチキンを選択。甘口・中辛・辛口・激辛の4つのソースから中辛をかけてもらい、思いっきり頬張る!すると途端に広がるトルコの香り…。

シャキシャキのキャベツと、モチモチとしたピタがじっくり焼かれた鶏肉と絶妙に絡み合い、食べる手が止まらない…「やめられない♪とまらない♪」という某スナック菓子のCMが頭を駆け巡る。

これぞ肉料理!「表参道Lounge 1908」

自分でも信じられないスピードでケバブサンドを食べ終わり、そろそろこの肉旅行に終止符を打とうと立ち寄ったのは「表参道Lounge 1908」さん。最後は『赤身のワイルドステーキ』というザ・肉料理!で締めようではないか…。

野球部員のような素朴な笑顔の店員さんに差し出された皿を見て目を疑う。

か、看板の写真とちょっと違う……。

まあ、そんなこともあるよね、と思いつつ肉を口に運ぶ。

「表参道Lounge 1908」さん…一瞬でもマイナスなこと考えてごめん…美味しい…美味しすぎる…。柔らかい肉にフライドオニオンのさくさくした食感がアクセントになってちょうどいい。そしてソースが醤油ベースなのも「あんたが大将!」と言いたくなる大正解のマッチング。

口に運べば最高の幸せが広がるというのに、見た目なんて小さいこと、どうして気にしてしまったんだろう…。ワイルドステーキというくらいだから、きっと盛り付けもワイルドにしてしまったんだろう。きっとそういうことだ…。写真はうまく撮れなかったが、これはもうぜひ食べて欲しい。肉料理のいいところがぎゅっと詰まった逸品だ。

さて、肉フェスには今回立ち寄ったお店の他にも、「チーズタッカルビ」、「焼き小籠包」、「牛カツ」、「肉バーガー」など変わり種や流行のメニューを取り扱うお店から、肉のお供に欠かせない米料理を扱うライスSTANDなど、合計37店舗が並んでいる。お好みの一品を見つけにぜひ来場してみてほしい。

会場が綺麗な理由はこれだ!

ちなみに肉フェスのゴミはすべて「エコステーション」というゴミ捨て場で分別してから捨てる方式。常にスタッフがステーションに待機し、分別の手伝いをしてくれるのだ!会場でゴミが溢れてたり、道端にゴミが放置されてる、なんて気分の下がる光景が肉フェスにはないのだ!実に気持ちいい。

ゴミひとつ落ちてない道を清々しい気持ちと重たい体で歩き、家路につくマガジンサミット編集部であった…。

肉フェスは4月27日から5月6日まで開催中。お台場の特設会場は、ゆりかもめの台場駅か、船の科学館駅からが近い。ゴールデンウィーク後半戦、足を運んでみてはいかがだろうか!

肉の教科書
Fujisan.co.jpより
情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 肉の王国「肉フェス」現場レポート!GW後半戦、楽しむならお台場に行くべし!