現地時間3月2日〜4日にかけてアメリカ・フロリダ州タンパにて行われたスケートボードコンテスト“Tampa Pro”において日本人の堀米雄斗が予選を1位で突破。

決勝では思うようなスケートが出来なかったが、ファイナルの大舞台で10位という結果を残した。

ファイナルの結果は以下の通り。

1位:JAGGER EATON

2位:FELIPE GUSTAVO

3位:RYAN DECENZO

4位:TJ ROGERS

5位:LOUIE LOPEZ

6位:MANNY SANTIAGO

7位:ZION WRIGHT

8位:KELVIN HOEFLER

9位:AXEL CRUYSBERGHS

10位:YUTO HORIGOME

11位:LUAN OLIVEIRA

12位:ALEX MIDLER

Tampa Proとは?

アメリカ・フロリダ州タンパのローカルスケートショップ&パーク「SKATEPARK OF TAMPA」が主催する大会。毎年人気のトッププロスケーターが参戦する為、世界中のスケーターが注目する伝統あるコンテストとなっている。

過去の優勝者を見てみると…

・Mike Vallely (1995)

・Andrew Reynolds (1997, 1998)

・Gershon Mosley (1999)

・Kerry Getz (2000)

・Kyle Berard (2001)

・Eric Koston (1996, 2002, 2007)

・Tony Trujillo (2003)

・Bastien Salabanzi (2004)

・Dennis Busenitz (2005, 2011)

・Greg Lutzka (2006, 2008, 2009)

・Paul Rodriguez (2010)

・Torey Pudwill (2012)

・Luan Oliveira (2013, 2015)

・Nyjah Huston(2014)

・Shane O’Neill (2016)

・Louie Lopez (2017)

以上のようにスケートボードを知っている人なら誰もが憧れる、そうそうたる顔ぶれが過去の優勝者として並んでいる。

予選を1位突破!

堀米は得意のノーリー系のトリックで会場を沸かせ88ポイントを獲得!見事予選を1位で突破し、ファイナルへのシード権を手に入れた。 Tampa Proファイナル進出者の欄に日本の国旗が載っている事自体が快挙!

出場すら難しいTampa Proの舞台

アジア人唯一のファイナル進出 instagramより

 

先ほど紹介した通り、Tampa Proの過去の優勝者はとてつもない面々ばかりが揃っている。このコンテストに出場する事自体が難しいというのに、ファイナルに出場するというのは快挙と言っていいだろう。

今回、堀米雄斗はファイナルのランでは3本ともベストの滑りを見せる事が出来なかったが、底が知れない彼のスケートは見ていてワクワクするし、何より“もしかしたら行くんじゃない!?感”が漂う数少ないスケーターの一人だと思う。

今後も彼の活躍に注目すると共に、彼に続く日本人スケーター達にも期待したい。

 

文 小嶋 勝美

スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。

約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 世界のトップスケーターが集結する”TAMPA PRO”にて堀米雄斗が10位!