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「トントントンをまちましょう」(作:あまん きみこ 絵:鎌田 暢子)
こちらは、甘酒が主役でございます。それだけではございません。寒い夜、心暖まる絵本でございます。夕方から降りだした雪を見て、甘酒を作り出す母親。主人公の女の子は「こんなにいっぱいの甘酒、誰が飲むの?」と、母親にたずねます。すると、その時です。玄関のドアをトントントンとたたく音が…。
その訪問者がとてもメルヘンなんでございます。大人も大満足のファンタジー絵本でございます。寒い冬は甘酒を片手に、是非この絵本で心身ともに暖まって頂きたい!
もう一冊は、発酵食品の王様、「納豆」がテーマの絵本でございます。
「ねばらねばなっとう」(作:林 木林 絵:たかお ゆうこ)
こちらは、子供向きの絵本でございます。が、しかし!ただの子供向けの絵本ではございません。替え歌絵本でございます。元歌は、みなさんよくご存じ!「静かな湖畔の森の影から~♪」の『静かな湖畔』でございます。
『静かな湖畔』の替え歌をバックに絵では納豆の大運動が次から次へと展開いたします。歌詞と絵が、見事にコラボレートいたしております。なにより歌詞が秀逸でございます。「♪静かなご飯の粒の影から、糸ひき綱引きはじめようか~♪…」大人も一緒に歌いたくなるレベルでございます。
そう!「発酵女子」の女子会の会場、またはカラオケ会場で是非、皆様に熱唱して頂きたいのでございます。発酵女子のみなさま、是非、一度お試しくださいませ。
(文:N田N昌)