渋谷ファッションウイーク実行委員会は、渋谷の街からファッションを発信するイベント「渋谷ファッションウイーク」を開催。渋谷ファッションウイークは2014年3月に初開催し、毎年春と秋の開催を重ね、今回で20回目を迎える。

今秋も同イベントの象徴である路上ランウェイショー「SHIBUYA RUNWAY」が、10月22日に渋谷 文化村通りにて開催された。路上ランウェイショーには、今秋11月に初開催となる東京都の参加型ファッションイベント「TOKYO FASHION CROSSING」のアンバサダーを務めるテリー伊藤も参加した。

ランウェイは3部構成で実施した。第1部では、渋谷ファッションウイーク参加商業施設からこの秋のリアルクローズを提案する『SHIBUYA STYLE』を展開すると、第2部では「THE INCUBATION」をテーマとし、昨年に続きファッションディレクターの山口壮大氏が主宰する文化服装学院の実験ラボ「CULTURAL LAB.」とコラボレーションを展開した。

第3部では、今年初開催となる東京都の参加型ファッションイベント「TOKYO FASHION CROSSING」のプレ企画としてタイアップステージを開催。アンバサダーを務めるテリー伊藤もランウェイを歩き、クールな表情で渋谷の街や人々を眺めていた。

ランウェイの後には、テリー伊藤、大西賢二実行委員長、ファッションディレクタターの山口壮大氏の3人でのフォトセッションが行われ、テリー伊藤は質疑応答に対応。MCより、渋谷の街中を歩いた感想を聞かれると、テリー伊藤は「街自体がオシャレで緊張したんですけど、なんとか無事に歩きました。楽しかったです」と返答した。

堂々としたランウェイぶりでしたね、と話を振られた際には「スタッフの方にニコニコしないでカッコよく歩いてくれと言われたので」と明かし、今回のランウェイでの歩きぶりに点数を付けるとしたら「200点です」と自信満々の様子だった。

渋谷の街の思い出や印象については「学生時代からファッションが好きだったので“戦いの場所”でもあるわけですよ。自分のファッションがこの街に勝ってるのかどうか。勝負どころなんですね。街に来ると意識して仲間たちと競い合ってた、そういう楽しい思い出があります」と自身の青春を振り返った。

若者のファッションへの挑戦というテーマに関しては「若い人は、今の街を見て今の音楽を聴いて、今の感度で時代を読み取ってファッションを生んでるわけだから、僕らとはちがう感性で作品を作ってますね。うらやましいです」とコメントしていた。

 

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 渋谷のど真ん中で路上ランウェイショー「渋谷ファッションウィーク」開催