『エクス・マキナ』アレックス・ガーランド監督による最新作『MEN 同じ顔の男たち』が12月9日より公開。不気味なシーンを切り取った本編映像が解禁された。

トラウマを抱える主人公が遭遇する、奇妙な現象を描く本作。夫の死を目撃したハーパーは、心の傷を癒やすために田舎町を訪れ、滞在先近くの森にある廃トンネルへとやってくる。ハーパーが声を出すと、その声はトンネルに反響し、まるで歌のような美しいハーモニーを奏でる。しかし、トンネルの向こうにひとりの人影を見つけたところから空気が一変。人影はハーパーに向かって走り出し、美しい声の反響は不気味な残響音へと変化していく。ハーパーは恐ろしくなりトンネルの外へと駆け出す……。映像とともに音にもこだわりを感じるシーンだ。

映像で聴くことができる歌声は、ハーパー役のジェシー・バックリー本人によるもの。ピアニストとしての顔もあり、音楽的な才能を持つ俳優だ。本編映像に続く予告編では、トンネルの残響音を使った不穏な音楽も聴くことができる。ガーランド監督は、本作における音楽について「コンセプトは音楽とストーリーを融合させ、その境界を越えることだった」「ハーパーが音楽と一緒になって歌い出す、あるいは音楽が彼女と一緒になっていると言えるかもしれない」と語っている。

YouTube動画:『MEN 同じ顔の男たち』本編映像-禁断のトンネル編-
https://www.youtube.com/watch?v=Kx_LQfFQSSA

『MEN 同じ顔の男たち』
12月9日(金)、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 美しい歌声が不気味な残響音へ…… 『MEN 同じ顔の男たち』廃トンネルでの不気味なワンシーン[ホラー通信]