全国で幼い子どもたちを巡る痛ましい事故や行方不明のニュースを目にする機会が相次いでいる。警察庁の統計では、過去5年間において、年間1000人以上の9歳以下の子どもの行方不明が報告されているなど、リスクが潜在している状況にある一方で、昨今の共働き世帯の増加や地域コミュニティの希薄化などに伴い、子どもを見守る人の目の不足が指摘されている。

そうした中で、こどもGPSサービス「BoT」シリーズを展開するビーサイズは、最新モデル「BoTトーク」の端末価格を10月1日より改定。半導体の価格上昇や円安進行といった状況に逆らい、従来価格の7480円(税込み)から5280円(税込み)へと、原価(原材料費)以下の価格に値下げして提供すると発表した。

BoTトークは、手のひらサイズのデバイスを持ち歩くだけで、GPSの位置情報を元に子どもの生活パターンをAIが学習して保護者に知らせる位置情報見守り機能を搭載。月額528円(税込み)のGPSプランに加入すると利用できるほか、月額748円(税込み)のGPS&トークプランではBoTトークと保護者のスマートフォン間でトーク(音声メッセージ)の送受信を無制限に行うことができる。

端末とクラウドに搭載された見守りAIは、移動履歴や音声メッセージから家族の行動習慣ややりとりを学習することで、家庭それぞれにパーソナライズされた複合的な見守りを実現。トーク機能は日常のコミュニケーションはもちろん、トラブルなどに際しても親子で確実な意思疎通ができることから、安心安全のライフラインとして機能することが期待される。

子ども見守りGPSにおいて国内トップシェアである同社は、「すべての子どもたちに安全を届ける」ことを事業使命に掲げており、「BoTが広く子どもたちにとって安全のライフラインとなるためには、その料金がハードルになってはならない」とし、「昨今の情勢も踏まえ、その安全のインフラとしての社会的役割をさらに強く果たし、社会とご家族の安全・安心に貢献」したいと、価格改定に至った背景を説明している。

BoTトーク(YouTube)
https://youtu.be/yFbInFSWWK8

「BoTトーク」公式サイト:
https://www.bsize.com/bot/talk

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 手のひらサイズでAI搭載の子ども見守りGPS「BoTトーク」が原価以下へ値下げ 「料金が安全のハードルになってはならない」