シリーズ累計観客動員556万人・興行収入78億円突破、男たちの友情と熱き闘いを描いた人気バトルアクションシリーズ「HiGH&LOW」と、累計8000万部突破・不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」(原作・髙橋ヒロシ)の、2大最強コンテンツ・クロスオーバー映画『HiGH&LOW THE WORST』の続編『HiGH&LOW THE WORST X』が全国の劇場で大ヒット公開中!


ドラマシリーズからスタートした“ハイロー”も、ライブ、映画、舞台、クロスオーバーとどんどん広がりを見せ、ついに待望の続編となる『HiGH&LOW THE WORST X』が公開! 今回はハイローを愛してやまない5人による“ハイロー激愛座談会”の後編をお届けします。


※『HiGH&LOW THE WORST X』のネタバレを含みます。まだご覧になってない方はお気をつけください※


【前編】「ハマったきっかけは?」「気付けば轟の話になっている」「ミリしら勢にこれだけは伝えたい」『HiGH&LOW』ファン5人で推し語りしてみた!

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座談会メンバーの推しキャラ


Sさん:「鬼邪高校」のPTA。村山さん命。


Kさん:最初はROCKY推しで、現在は轟の女。


Oさん:ドラマシリーズでは「達磨一家」が好き。長谷川慎さん演じる鮫岡章治に沸いている。


Iさん:「鬼邪高校」箱推し。


Tさん:最新作を観て、ラオウが推しに。過去シリーズでは、メガネをとった轟が好き。


藤本エリ:ROCKY推しで、今は小田島が好き。


『HiGH&LOW THE WORST X』は鬼邪高が抱えてきたものの到達点


I:今回、鬼邪高と鈴蘭の戦いがメインになるのかな?と構えていたんですけど、鬼邪高と瀬ノ門(工業高校)の戦いが中心というのが意外でした。また、轟の話になっちゃうんですけど、一人でバラ商を倒した後に、楓士雄に「もう俺はいらないってことかよ?」って言うじゃないですか。そんなこと、今までの轟だったら絶対言わなかったと思うのでキュンときちゃいました…!


O:轟の救世主感がすごかったですね!ピンチの時に、振り返ったら釣りの帰りの轟がいるシーンは叫びそうになりました。今回は“連合軍”ということで、アベンジャーズ感をすごく感じました! 今回で言えば他校になりますが、普段仲間じゃない人が助けにくるというシチュエーションが大好物なので「キタキター!」って感じでした。


T:今回はカークラッシュが無いので、ファンからすると物足りないと思うかもしれないじゃないですか。でもそうじゃないんです! 僕は『ロッキー』が大好きなのですが、同じスタローンの映画で『オーバー・ザ・トップ』というアームレスリング版のロッキーといった作品があります。『オーバー・ザ・トップ』は『ロッキー』の様に派手じゃないのですが、同じくらい面白いんですね。「観客って結局俳優の顔を見てるんだな」ということに気がついて、『HiGH&LOW THE WORST X』も、アップ中心の画作りで、これまでの作品と同じかそれ以上に迫力があって、ファンの求めているものを作っているなと。すごく満足感が高かったです。


藤本:なるほど!面白い視点ですね。


T:あと、回想シーンがエモいですよね。『HiGH&LOW THE WORST』の時の“曲がったきゅうり”じゃないですけど、子供時代であったり昔の関係性を思い出させてくれるシーンが泣ける。


K:琥珀さん、九十九さんからはじまる、関係性の回想はたまらないですよね…。


T:現在の話でも、もっと掘り下げたい関係性も多いですよね。


O:あります! 今回の須嵜(演、中本悠太)と鮫岡の関係性は気になりました。「なんで天下井(演、三山凌輝)なんかの下で」と鮫岡が話しかけているシーンがあって、三校連合が打倒鬼邪高!と盛り上がる雰囲気の中で冷静に声をかけていたので、過去に交流があったりしたのか…?と考察できそうです。


K:本作は、コブラ(演、岩田剛典)vs村山(演、山田裕貴)のタイマンからずっと鬼邪高が抱えてきたことの集大成であると感じていて、何をもって「頭」なのか、何が「強さ」なのかというテーマを強く打ち出していましたよね。ある種やりきった感もある作品でした。



お馴染みのキャラ、新キャラ 今回も魅力がすごいぞハイロー


I:須嵜というキャラクターを演じている中本悠太さんが、ドラマ『野ブタをプロデュース。』の時の亀梨和也さんの様な雰囲気を持っているなと思っていて。もともと中本悠太さんやNCT 127、K-POPのファンじゃない方も引き込まれそうな魅力があるなと感じました。


T:小田島とモンジの柔術シーンはヤバかったですね。鼻血が出るかと思いました(笑)。


S:小田島というキャラクターは色々な意味で“ハイロー界”に、革命を起こしたと思います!


O:楓士雄の戦い方がこれまでと変わっていなくて良かったです。ピョンピョン跳ねる様に戦うというか、真っ直ぐな戦闘スタイルが素敵でした。あと、司が予想以上にボロボロになっていて、司、吉野北人さん推しの方は「やめてあげてー!」って感じじゃないでしょうか(涙)。


藤本:佐藤流司さん演じる泰志と、うえきやサトシさんが演じる清史の“ヤスキヨ”コンビ、すごく良かったですね。前作にも出ていますが、グッと出番も増えて、キャラクター像もハッキリして。佐藤さんは舞台で大活躍されていますが、あの眼差しと低めの声と蹴りが、すごくハイローっぽいなと。今回からの新キャラクターについては皆さんどうですか?


O:板垣瑞生君演じるビンゾー良かったですね。「何度やられてもゾンビのように立ち上がる」というまんまで、面白い動きをしていて、サイコパスっぷりがよかったです。


藤本:ビンゾーに板垣さんを持ってくる、というのが面白いキャスティングで素晴らしかったです!


O:あと、推しの鮫岡についても語らせてください! 長谷川さんって普段優しい雰囲気、表情をされている方なので、あのハイローの世界観の中では綺麗すぎる印象があったのですが、それをうまく利用したキャラクター演出になっていたと思いました。周りがちゃんと見れているキャラクターなのだなと感じましたし、元々この戦いに乗り気じゃなかったのかな?とも考察しましたし、結局離脱したので納得しつつ。「鮫の鱗の様な髪型」というこだわりもすごく良かったですし、また出て欲しいなと期待しています。



ハイロー愛好家が今後に期待すること


I:次回作ではもっと鬼邪高のエピソードを見たいです!


S:より学園ものっぽさが増して、村山さんが作ってきたチャレンジャーとしてのバチバチ感が薄れてきて、鬼邪高が王者として他の学校を迎えるというのは、少し寂しさがあったのも正直あります。世代交代が進んでいくんだなっていう寂しさもありました…(涙)。


I:私もすごくそれ分かります。本作もすごく楽しかったのですが、少しの寂しさはつきまとうというか。


S:村山さんが作ってきた精神みたいなものを、(映画では)描いていないだけで、みんな持っていると思うのですが、ハイローよりも「クローズ」「WORST」寄りに振り切ったのかなという感想はあります。


K:村山さんがいなくなった後の定時制の様子って今回は分からなかったですしね。楓士雄という、力だけじゃなくて心で通じ合える人がトップになって、その信念を誰が引き継いでいくのか、というのは非常に気になります。


S:ほとんどの皆が3年生なので、進路はどうするんだ…?という問題も(笑)。今回SWORD地区の中で、三校連合で戦って、楓士雄は「一回拳を交えたら仲間」という人だと思うから、また新たな敵と戦う可能性がありますよね。


O:「レッドラム」ってもう完全に消せたんですかね?


S:いくらでも敵は出てきますから!あとはやっぱりバルジのことを忘れられない!


I:鬼邪高が廃校になって、伝説の学校になる…というパターンもあるかもしれません!


藤本:もう今から次回作が待ちきれませんね…! 最後に今も地球のどこかでハイロー会をやっている皆さんと、心の中でグータッチしたいと思います。ハイロー、最高!



『HiGH&LOW THE WORST X (クロス)』大ヒット上映中!

■企画プロデュース:EXILE HIRO

■総監督:二宮”NINO”大輔 ■監督:平沼紀久 ■アクション監督:鈴村正樹  

■原案・キャラクター設定:髙橋ヒロシ ■脚本:増本庄一郎 渡辺啓 平沼紀久 ■音楽:中野雄太


■出演 【鬼邪高校】川村壱馬、吉野北人、佐藤流司、神尾楓珠、福山康平、龍、鈴木昂秀、うえきやサトシ、中島健/森崎ウィン/前田公輝

【瀬ノ門工業高校】中本悠太(NCT)、三山凌輝(RYOKI)、永沼伊久也、比嘉涼樹

【鎌坂高校】藤原樹、岡宏明

【江罵羅商業高校】長谷川慎、陣、今村謙斗

【鳳仙学園】志尊淳(特別出演)、塩野瑛久、葵揚、小柳心、荒井敦史、堀夏喜、坂口涼太郎

【鈴蘭男子高校】三上ヘンリー大智 板垣瑞生 時任勇気 八木勇征 木村慧人 高橋祐理

■企画制作:HI-AX 

■製作著作:『HiGH&LOW』製作委員会 

■配給:松竹 

■公開日:2022年9月9日(金)

■クレジット:(C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『HiGH&LOW THE WORST X』の“ネタバレあり”感想 「ハイロー」ファン5人で推し語りしてみた!:後編