『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督最新作『アンビュランス』が全米公開に先駆け3月25日(金)より日本公開となります。

LA史上最高額の銀行強盗を企てた血の繋がらない兄弟が逃走のために乗り込んだのは、瀕死の警官を乗せた救急車だった。警官を死なせずに大金を奪い逃げきれるのか⁈究極の選択を迫られる、超ド派手ノンストップ・アクション! 監督は『トランスフォーマー』シリーズ、『6アンダーグラウンド』(19)など、数々のアクション大作を手掛け、ダイナミックな爆発を得意とする”ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイ。主演を務めるのはジェイク・ギレンホール(『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)、『ミッション:8ミニッツ』(11))。共演にヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世(『アクアマン』(18)、『マトリックス レザレクションズ』(21))、エイザ・ゴンザレス(『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(19)、『ゴジラVSコング』(21))と、メジャースタジオ作品の超大作からインディペンデント映画まで、様々な作品で引っ張りだこな売れっ子俳優が共演しています。

銀行からL.A史上最高額を強奪するはずが計画は上手くいかず、逃走用にジャックした救急車に瀕死の警官が乗り合わせていたという衝撃の展開から物語が動き出す本作。奪った救急車で警察やFBIから逃げ切るために、危険度MAXでノンストップな逃走劇が繰り広げられます。本作のように、これまでも多くの銀行強盗を題材とした映画作品で、執念深い警察やFBIの手から逃れようとする中で様々なピンチに陥る犯人たちの姿が描かれてきました。そこで今回、『パブリック・エネミーズ』、『グランド・イリュージョン』、『ベイビー・ドライバー』など、銀行強盗と対峙する警察やFBIとの攻防戦、追っ手から離れるための逃亡劇を描いたクライム作品をご紹介!先が読めないスリリングな展開満載のストーリーに注目!

▼『パブリック・エネミーズ』(2009年)
アメリカ中西部の大恐慌時代、鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返した実在の銀行強盗ジョン・デリンジャーの半生をジョニー・デップ主演で映画化。利益を独り占めする銀行を襲撃する大胆不敵な犯罪行為と、強者から金を奪っても弱者からは一銭も奪わないといった独自の美学を貫くデリンジャーは、不況に苦しむ多くの国民からスターのごとく崇められていた。そんなある日、デリンジャーは他の女たちとはどこか雰囲気が違う神秘的な美女ビリーと運命的な出会いを果たす…。
FBIからアメリカ初の「パブリック・エネミーNO.1」(社会の敵)として指名手配されたデリンジャーと彼の恋人ビリーの逃亡劇が描かれる同作だが、『アンビュランス』の主人公ダニーもFBIに指名手配されている犯罪のプロ。指名手配犯の行く末がどうなってしまうのか、ハラハラが止まらない展開の同作を観ておけば、より一層『アンビュランス』を楽しめるはず!

▼『グランド・イリュージョン』(2013年)
4人のスーパーイリュージョニストチーム“フォー・ホースメン”はラスベガスでショーをしながら遠く離れたパリの銀行から金を奪い、観客を驚かせたことからFBIとインターポールから追われるはめに。FBIとインターポールはフォー・ホースメンがさらなる強盗を働く前に阻止しようとマジシャンvs FBIとインターポールの攻防戦に発展!常に予想の斜め上をいくトリックと、ド派手な演出で見る者の目を奪うマジックを犯罪に利用し、オチの読めないストーリー展開に脱帽な同作。
大金を盗み出した4人のマジシャンと彼らの動向を分析しながら追跡する捜査官らの様子は、『アンビュランス』で人質を取って逃走する主人公ダニーたちと、情報を駆使して駆け引きを続ける捜査官らを彷彿とさせるかも?!

▼『ベイビー・ドライバー』(2017年)
天才的なドライビングテクニックを持ち、逃がし屋という形で銀行強盗に加担する主人公を題材とした同作。事故の後遺症で耳鳴りがやまない青年が、音楽を聴くことによって天才ドライバーとしての才能を覚醒させていくが、“最後の仕事”として無謀な強盗に手を貸すことになる…。エドガー・ライト監督のスタイリッシュなカーアクション×音楽演出が冴えわたっており、全編を30曲もの多彩な楽曲で音楽のビートや歌詞とシンクロするようにすべてのセリフやモーションが振付け・編集された。
なんと同作には、『アンビュランス』で強盗事件に遭遇する救命士を演じているエイザ・ゴンザレスが犯罪組織の一味として登場!マシンガンを両腕に抱えて撃ちまくる勇ましいゴンザレスの姿は、人を助ける救命士とはかけ離れているが、両作を見比べて楽しめるはず!

▼『アンビュランス』(2022年3月25日(金)公開)
ノンストップでスリリングな展開が続くストーリーをはじめ、マイケル・ベイ監督こだわりの変幻自在に角度を変えるエキサイティングなカメラワークにも注目な本作。カーチェイスだけでなくヘリコプターのアクションにも力を入れ、まさに“劇場で乗る映画”が爆誕!物語は、妻の手術費を用意するため、元軍人のウィル(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)が血のつながらない兄ダニー(ジェイク・ギレンホール)に相談をすると、3,200万ドルを奪う銀行強盗を持ちかけられる。仕方なくその計画に乗るものの、犯行は当初のもくろみ通りにいかず、逃走せざるを得ない事態に。追い詰められた二人は、救命士キャム(エイザ・ゴンザレス)が瀕死の警察官を手当てしていた救急車を乗っとりその場からの脱出を図る!しかし捜査は1台の救急車を追跡するために、市警だけでなく、SIS(シークレット・インテリジェント・サービス)やFBIまでも参戦し、L.Aの街を爆走するド迫力なデッドヒートへと発展!次々と訪れる危機の度に、ウィルやダニー、そしてキャムも生き残るための選択を迫られる!果たして3人の行く末はいかに?!

上記作品のように、同じ銀行強盗でも様々なシチュエーションで、対峙する捜査機関との攻防や追っ手からの逃亡劇を描くことにより、予想できない展開が生まれ作品にスパイスを与えている。刺激たっぷりのノンストップ・アクション『アンビュランス』も怒涛に予測不可能なことが訪れ楽しめること間違いなし! ぜひ大きなスクリーンで堪能を。

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 マイケル・ベイ監督最新作『アンビュランス』 合わせて観たい、先が読めないスリル満載のクライム作品を紹介