コンパクトSUVの「日産キックスe-POWER」とタカラトミーの「人生ゲーム」がコラボレーションして、「NISSAN KICKS e-POWER presents リアル人生ゲーム」が開発された。予想していない体験が日本の各地で待ち受けている「リアル人生ゲーム」のコラボ第一弾として、11月26日(金)から11月28日(日)の2泊3日で体験イベントが開催された。

「新しい体験、エキサイティングな挑戦をしたい」参加者を一般公募。10月5日から31日までの1か月に満たない応募期間の中、2万もの応募があったという。そのなかから幸運にも選ばれたのが、東京の市中謙吾さん・砂押夏果さんペアと、北海道の鎌田彩季乃さん・鎌田由莉香さん姉妹。

日産自動車日本マーケティング本部ブランド&メディア戦略部の遠西高幸さんは、「コロナ禍になって、新しいことに挑戦することが難しくなっていると思います。実際に調査したところ、8割以上の方がアクティブな挑戦ができなくなっているという数字になりました。様々な挑戦を後押しする。電気の走りが乗る方の気持ちまで高揚させてくれるKICKSには、そんなコンセプトもあります。挑戦することを応援するような企画にしたいと考えたところ、人生ゲームさんと挑戦するという部分が通ずるんじゃないかと考えました。車で移動しながら、様々な体験をしていただく。それをリアル版として実現できたら、おもしろいんじゃないかと思って開発しました」と今回の趣旨を説明。

リアル人生ゲームは、新しいことに挑戦することをテーマに、コロナ禍になってからスタートした企画だったという。「どのタイミングでリリースすればいいのかということもすごく悩みました。緊急事態宣言が解除され、『こういう企画を待っていた』とか『コロナで新婚旅行に行けなかったからぜひ参加したい』というような声も多く寄せてもらい、リアルに体験するということが受け入れられたということを実感していました。『こんな企画があるんだ。おもしろそうだな。俺も、私もいろんな体験をしてみたい』とKICKSを通して、リアル人生ゲームを通して、少しでも世の中がポジティブになればと思っています」(遠西さん)

2泊3日の体験イベントとして設定されたのが、東海道五十三次をモチーフとした横浜から京都までの500kmのコース。バンジージャンプ、ボルダリング、乗馬、パラグライダー、陶芸など、様々なアクティビティがラインアップされた。体験イベントの初日である11月26日に横浜の日産グローバル本社前では出発式が行われた。市中謙吾さん・砂押夏果さん、鎌田彩季乃さん・鎌田由莉香さんが、KICKSのハンドルを握って、これからどんな体験ができるのかを胸に抱きながら旅立って行った。

市中さん・砂押さんぺアが最初に出したのは「3」。水着で入れるサウナ。その後は寄木細工作りを行い、初日は「泊まれる公園」に宿泊。

2日目は、砂押さんが一番の希望だったというパラグライダーを当て、空を飛ぶための装備まで身につけたものの、上空の風が強くなりすぎて中止に。次回訪れた際に使える体験チケットが贈呈され、「もう一度、必ず来ます」と笑顔で砂押さん。キジ料理、そしてガラス吹きなどを体験して、市中さん・砂押さんの2日目は終了した。

鎌田さん姉妹の3日目は激辛グルメからスタート。辛さに箸が止まることなく、ふたりは激辛ラーメンを完食。

次の目が「生八ツ橋作り」。そしてリアル人生ゲームの最後の体験となったのが「ニンジャ修行」。忍者服を着ての手裏剣に「この年になって忍者になるとは」と笑いながら話すものの、子供時代に戻ったように忍者体験を楽しんでいた。

数々のアクティビティに挑戦して、4人は無事に京都にゴール。「二人で旅行に行こうってなった時にはきっと挑戦しないこととか経験できないことを、この3日間の中でたくさん得られたので、すごく貴重な体験でした。そして何よりも、楽しかったです。ありがとうございました」と市中謙吾さん。

「スタジオで舞妓さんの格好をして体験するということがあったんですけど、それが最終的には一番楽しかったかなって思います。やるまでは舞妓さんになるってどうなんだろうって思っていたんですけど、やってみたら、本当にいつもと違う自分になれて」と砂押夏果さん。

「ボルダリングは初めてだったんですけど、一番達成感がありました。めっちゃ難しかったんですけど、達成感もあってすごく楽しかったです。北海道に戻ってもやってみたいと思いました。最後の忍者も恥ずかしかったのですけど、いい思い出になりました」と鎌田彩季乃さん。

「貴重な経験になり過ぎました。そして楽し過ぎました。姉と参加できて、美味しいご飯を食べたりとか、いろんな経験ができて、趣味も価値観も広がったっていうことを話していました。本当にいい経験になりました」と鎌田由莉香さん。

快適な運転が得られたKICKSによってストレスフリーな移動になったと口を揃えた4人。リアル人生ゲーム、そしてKICKSでの運転によって、次も楽しみながらチャレンジしたいという気持ちが大きくなったという。「世の中を少しでもポジティブにしたい」というKICKSのメッセージが広がっていく。

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 2万人が応募したKICKS e-POWERに乗ってのリアル人生ゲーム、東京と北海道の二組が2泊3日で参加