お正月の雰囲気もすっかり薄らいだ今日この頃。皆さんはもう初詣には行きましたでしょうか。初詣では参拝をしておみくじを引き、屋台のご飯を食べたり絵馬に願い事を書いたりと、いろいろなことから新春の空気を味わえますよね。


日本各地の神社が初詣の参拝客で賑わうなか、埼玉県さいたま市にある武蔵一宮 氷川神社が用意していた絵馬をTwitterで紹介したいろはさん(@kibikodama)の投稿が話題となっています。





何年か前に絵馬に対して「個人情報漏洩だ」とか「プライバシーの侵害」っていうクレームが増えてるって何かで読んでアホかって思ったけど…こんなのが出来ていた。時代を感じつつ、景観を崩さず賑やかに可愛く仕上げた人は凄いと思った。巾着袋なら神様に中身(願い事)見て頂けるものね。これは素敵。


絵馬は神様への願いごとを書いたり、願いごとが叶ったお礼を書き込んで神社に納めるものですが、インターネットの発展とともにおもしろい願いごとの書かれている絵馬がSNSなどに晒され、拡散されるようになってしまいました。神様に向けて真面目に書き込んだ願いごとが本人の知らないところでネタのように扱われてしまっては、たまったものではありませんよね。


そんな時代の流れに配慮して作られたのが、いろはさんが紹介した「ふくろ絵馬」なのです。





※武蔵一宮 氷川神社ホームページより

http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/ [リンク]


願いごとが書かれた絵馬を色とりどりのかわいらしい巾着袋に入れることでプライバシーに配慮しながら神社の景観も守ることができるという素晴らしい工夫ですよね。


氷川神社の「ふくろ絵馬」を紹介したいろはさんの投稿にはたくさんの返信が寄せられていました。


この方法なら他人の絵馬に落書きする不届き者防止にもなりますね しかも、可愛い


見た目が神社とマッチしてて可愛いのが良いですよね。


神様も、眼に賑やかで、慶んで貰えそう。


これ、見た感じもかわいいし、全ての神社でしてほしいです


素敵なアイデアの勝利みたいですね!


たくさんの巾着袋で賑やかになるのはお正月シーズンかもしれませんが、「ふくろ絵馬」自体は一年中用意されているそう。南北2kmに渡ってケヤキが並ぶ参道や立派な鳥居など、見どころの多い神社ですので気になる方はぜひ足を運んでみてみてはいかがでしょう。


※画像提供:いろはさん(@kibikodama)


(執筆者: ピータン)


―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 プライバシーも景観も守った“ふくろ絵馬”がカワイイと話題に! さいたま市・氷川神社の時代に合わせた工夫が大絶賛