2018年のカンヌ映画祭でもっとも話題となった北欧ミステリー『Border』(英題/原題:Gräns)が、邦題『ボーダー 二つの世界』として10月11日(金)より日本公開決定。


主人公は、人並外れた嗅覚を持ちながらも、醜い容貌のせいで孤独と疎外を強いられる女性ティーナ。国境の税関に勤める彼女は、不気味な旅行者のヴォーレと出会い、本能的に何かを感じ取る。自宅に彼を招いたティーナは次第にヴォーレに惹かれていくが、彼にはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった――。



善悪、美醜、性別、貧富、国境――自己と他者を分ける“ボーダー=境界線”は一体、何か? 重厚な人間ドラマと奇想天外なストーリーテリングが高く評価され、ギレルモ・デル・トロ監督も「強い詩。社会に見捨てられた者が人生において愛と怒りの間で選択を迫られる、大人のためのおとぎ話」と絶賛している。


今作は、吸血鬼映画『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作・脚本で知られるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの原作を映画化したもの。リンドクヴィスト自身が共同脚本としても名を連ねている。各国の映画祭で「ショッキングすぎる」と話題になったシーンも、制作者の意向を汲んで修正一切無しのノーカット完全版、R18+での日本公開となる。





作品概要


『ボーダー 二つの世界』

10月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国

公式HP:border-movie.jp


監督・脚本:アリ・アッバシ 原作・脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『ぼくのエリ 200歳の少女』 

2018年/スウェーデン・デンマーク/スウェーデン語/110分/シネスコ/DCP/カラー/5.1ch/原題:Gräns/英題:Border 字幕翻訳:加藤リツ子

字幕監修:小林紗季 配給:キノフィルムズ


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『ぼくのエリ』原作者がおくるショッキングな北欧ミステリー『ボーダー 二つの世界』 ノーカット完全版で日本公開[ホラー通信]