映画史に残る世界的大ヒット・スリラー作品「シックス・センス」(99)のM.ナイト・シャマラン監督が、世界を騒然とさせた『アンブレイカブル』(00)から18年という時を経て創り上げた衝撃のサスペンス・スリラー『ミスター・ガラス』。全米では3週連続興収No.1、100億円突破、そして世界興収は250億円突破(2019.3.4時点)の大ヒットとなった本作が現在ブルーレイ+DVDセットで発売中、先行デジタル配信中です。


“スーパーヒーロー”は実在するのか?──3人の特殊な能力を持つ男が集められ、 ”禁断の研究”が開始された。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド、24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン、そして、非凡なI Qと生涯で94回骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス…。彼らは人間を超える存在なのか?最後に明らかになる”驚愕の結末”とは?!M.ナイト・シャマラン監督によって仕掛けられた罠と息をもつかせぬスリリングな展開にさらなる戦慄がもたらされる…!


あの大ヒット作『アンブレイカブル』のその後を描いた待望の続編であり、なおかつシャマラン監督の前作「スプリット」とも世界観を共有するという、実は3部作の最終章であった本作『ミスター・ガラス』。その主要キャラ3人がどのような人物か、改めて振り返ってみよう。



驚異的に発達した頭脳と繊細で壊れやすい肉体を併せ持つ謎めいた男ミスター・ガラス。本名をイライジャ・プライスというコミック本ディーラーの彼は、およそ18年前、列車事故を生き残ったデヴィッドの前に姿を現してその非凡な才能を覚醒に導く。ところが、自分とは正反対の「不死身の肉体」を持つヒーローを探し出すことに執念を燃やしていた彼は、そのためならどれだけ残酷な手段を取ることもいとわないような危険人物だった。そんなミスター・ガラスの正体を知ったデヴィッドは大きく失望し、2人は袂を分かつこととなったのである。


“ミスター・ガラス”ことイライジャ・プライスを演じたのは、「アベンジャーズ」シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズなど錚々たる大作で大活躍のサミュエル・L.ジャクソン。最近では、『キャプテン・マーベル』ではCGで25歳の「若返り」をしたことでも話題となりました。ジャンルを問わず様々な作品に出演し、誰もが一度はその顔を見たことがあるはずのジャクソンですが、演じるキャラクターも、ヒーローから悪役、聡明な人物から粗暴な役柄まで、幅広い作品で何でもこなすカメレオン俳優。


“ミスター・ガラス”について、「イライジャは常に計算高く、とても注意深く、強いのさ。ただ彼は隔離されているけど、そのおかげで彼には自分の見解やプランをまとめて、自分の信じていることを今まで以上に深く掘り下げることができているんだ」とジャクソンは分析。何を考えているかわからないその無表情や怪しい雰囲気は、ジャクソンだからこそ出せるものかもしれません。



けがや病気をしたことのない強靭な肉体、超人的なパワーを誇る筋力、そして接触した他人の罪を見抜いて悪人かどうかを感知する力を持つ不死身の男性・デヴィッド。最愛の妻オードリーとの間に、可愛い一人息子ジョセフがいる。ごく平凡な家庭を持つ人生を送ってきたものの、大規模な列車事故に巻き込まれても無傷だったことをきっかけに、知り合ったミスター・ガラスによって自分の非凡な能力に気付きます。その才能を活用して、困っている人々を救うヒーローとなりました。ただし、唯一の弱点は水。


デヴィッドを演じたのは、名俳優ブルース・ウィリス。「ダイ・ハード」(’88)シリーズや「アルマゲドン」(’98)の大ヒットでハリウッドを代表するトップスターとなり、今なお第一線で活躍を続けるアクション映画のレジェンド。’80年代の人気テレビドラマ「こちらブルームーン探偵社」(’85~’89)でエミー賞とゴールデン・グローブ賞に輝いたブルース・ウィリス。これで一躍大ブレイクした彼は、アクション映画の金字塔「ダイ・ハード」(’88)の主演で映画界のトップに君臨し、以降現在までシリーズ5作が作られるほどの大ヒット。その後も「パルプ・フィクション」(’94)や「アルマゲドン」(’98)などのアクション映画に主演して一時代を築く。近年も「エクスペンダブルズ2」(’12)ではシルヴェスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーらとの夢の豪華共演が話題を呼びました。



潔癖症の神経質な青年、無邪気な9歳の少年、落ち着いた上品な女性など、合計で24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン。幼い頃に母親から虐待を受けていた彼は、自分自身を守るために複数の人格が共存するようになる。それぞれの人格にあわせて、体系や体質まで変化してしまうのが特徴。3人の女子高生を監禁した際に、超人的な肉体を持つ凶暴な24番目の人格「ビースト」が新たに出現した。自分と同じように虐待を受けている少女ケーシーに心を開きます。


ケヴィンを見事に演じたのは、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』のタムナス役で一躍有名になると、好青年からヒーロー、悪役まで幅広く演じ分け、ハリウッドで存在感を放つジェームズ・マカヴォイ。本作は、M・ナイト・シャマラン監督3部作として『アンブレイカブル』、「スプリット」の世界観とクロスオーバーしているが、「スプリット」で、24もの人格を持つ多重人格のキャラクターであるケヴィンを変幻自在に演じた際には、その演技力と、役づくりのために鍛え上げられた筋骨隆々の肉体で話題に。『ミスター・ガラス』ではマカヴォイ演じるケヴィンが再び登場し、ブルース・ウィリスらと壮絶なバトルを繰り広げる…!


そんな3人のスーパーヒーローたちが、本作『ミスター・ガラス』ではとある施設へ集められることに。その目的は、彼らの特殊能力は本物なのか、自分が非凡だと勝手に信じているだけではないのか、ということを実証するため。果たして、最後に導き出された答えとは?あらかじめ『アンブレイカブル』や「スプリット」を見ておくことで、シャマラン流の独特な世界観をより深く堪能できるはず。




ブルーレイには、本編には収まりきらなかった貴重な「未公開シーン」も数多く収録!(デジタル配信(購入)にも一部収録)。シャマラン監督が語る製作秘話などファンには堪らないボーナス・コンテンツが満載。


『アンブレイカブル』から『ミスター・ガラス』へ。18年の時を超えて秘かに存在し続けた、シャマラン監督の罠―。最後に明らかになる驚くべき<真実>とは?鬼才M.ナイト・シャマラン監督が仕掛ける『アンブレイカブル』の”その後”を描いた、サスペンス・スリラー『ミスター・ガラス』は、GW中に鑑賞マストです!



『ミスター・ガラス』

先行デジタル配信中、ブルーレイ+DVDセット(4,000円+税)発売中

(C)2019 Buena Vista Home Entertainment, Inc.

http://disney.jp/mr-glass


―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『ミスター・ガラス』あのキャラがそう絡んでるのか! M.ナイト・シャマラン作品の唯一無二な世界観を体験せよ