『ロッキー』シリーズNo.1ヒットとなった『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)。その続編『クリード 炎の宿敵』より、主人公アドニスと対峙するヴィクター・ドラゴをフィーチャーした特別映像が到着しました。



ヴィクターは今作でアドニスとその師匠ロッキーの前に立ちはだかる最強の宿敵であり、かつてアドニスの父親であるアポロ・クリードの命を奪ったイワン・ドラゴの息子。演じるのは、68勝10敗の戦績を誇るルーマニア出身の現役ヘビー級ボクサー、フロリアン・“ビッグ・ナスティ”・ムンテアヌ


『ロッキー4/炎の友情』でイワン役のドルフ・ラングレンを見出したシルベスター・スタローンが、世界中の俳優やアスリートの中から数か月かけて検討した末にキャスティングし、今作で俳優デビューを果たしたハリウッドアクション界の注目株です。


映画『クリード 炎の宿敵』特別映像【ヴィクター・ドラゴ編】(YouTube)

https://youtu.be/ybtX6qJlTa0


古びたアパートから街を眺め、エレベーターに乗り込むムンテアヌの姿から始まるこのたびの映像。予告編でも使用されていたDMXの『Who We Be』に合わせ、彩度を落としたムンテアヌのトレーニング風景と本編のシーンが交互に映し出されます。


本編の映像には、息子のサンドバッグを支え、厳しい目でトレーニングの様子を見つめる父イワンの姿も。屋上でのシャドーボクシング、重りやバトルロープを使ってのハードなトレーニングに重ねて紹介されるムンテアヌのプロフィール……身長6’4”(193cm)、体重245LBS(111kg)、リーチ79”(200cm)という驚異的な数値は、さすが現役ボクサーと言わざるを得ません。



アドニスと向き合うシーンでの圧倒的な体格差は、ラングレンが「マイケルとスタローンは大体同じ体格で、フロリアンと私は身長が同じなので、肉体的な対比も同じようなものになる」と語るように、かつてロッキーとドラゴが対峙した姿を思い出させます。ムンテアヌは撮影当時27歳で、「彼は私がイワンを演じたときと同じ年齢だし、二人ともヨーロッパ出身。10歳でトレーニングと格闘技を始めたのも同じだ」と共通点も明かしています。


“家族”がメインテーマとして扱われる本作において、ドラゴ親子の物語がどのように描かれるのかも注目です。『クリード 炎の宿敵』は、2019年1月11日(金)より全国ロードショー。


(C)2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 実は戦歴68勝の現役ボクサー 『クリード 炎の宿敵』でドラゴの息子を演じるフロリアン・ムンテアヌ