ホラー通信がセレクトする今週公開の映画をご紹介します。


すっかり寒くなってまいりましたが追い打ちをかけるがごとくゾッと鳥肌が立つ映画が続々公開。まずは話題の心理スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』。監督が「ホラーではなく、観た後に考えを巡らせてほしい」と語っている[リンク]こちらの作品。危機的状況の中で家族を守るためにどこまでやっていいものなのか、正義とはなんなのか。ゾッとしつつも考えさせられます。新宿ミロードのMENSHO San Franciscoさんでは疑心暗鬼になるコラボラーメン“IT(イット)”を展開中。映画を観たあとはあったかいラーメンをすすりつつ、あれこれと思いを巡らせてみてはいかがでしょうか? コラボラーメンのレポートはこちら[リンク]


続いては、ウィリアム・フリードキン監督が自身の最高傑作と評するサスペンススリラー『恐怖の報酬』が“オリジナル完全版”として公開に。77年に日本で公開されたときの上映時間は92分。今回の上映は北米でのみ公開された121分版です。30分も長いぞ! 映像は4Kデジタル修復で美しく、そして音もリマスタリングされております。壮絶な爆破シーン・アクションシーンはCGなし、「だってコンピュータのない時代だもの。本物だよ!」[リンク]と監督は語っておりますよ。スクリーンでその迫力をぜひご堪能あれ。


さらに、シネマート新宿・シネマート心斎橋で開催中の名作映画発掘フェスティバル『のむコレ』では、実話ベースのホラー映画『レイス』が公開に。こちらの映画、なんと「心霊写真を見せてくれたらドリンクSプレゼント」という衝撃的なサービスを行っております。みんな持ってる? また、「劇場ロビーのスタンディーと一緒に写真を撮って“レイス”とつぶやいたら、1,000円」のキャンペーンも。さらに、シネマート新宿では上映初日の11/24に霊のレイスが来場し、劇場内に佇んでいるそうです。なにそれこわい。一緒に写真撮影もできるそうなので、心霊写真を撮りたい方は是非どうぞ。


それでは今週も行ってらっしゃい!


『イット・カムズ・アット・ナイト』 11月23日公開



<ストーリー>

夜襲い来る“それ”の感染から逃れるため、ある一家が森の奥深くにある一軒家に、外界との接触を断ちひっそりと暮らしていた。しかしある日、そこに別の家族が助けを求めて転がり込んでくる。うまく回り始めたかに見えた2組の家族の共同生活。しかしある夜、固く閉ざされていた禁断の赤いドアが開き、彼らの静寂が破られる…


上映館:新宿シネマカリテほか

リンク:映画公式サイト


『恐怖の報酬 【オリジナル完全版】』 11月24日公開



<ストーリー>

南米奥地の油井で大火災が発生。祖国を追われ、その地に流れてきた 4 人の犯罪者は、1 万ドルという「報酬」と引き換えに一触即発の消火用ニトログリセリン運搬を引き受ける。2 台のトラックに分乗した男たちは、道なき道を 300 キロ、ジャングルの奥へと進んでいくが、その先に待ち受ける彼らの運命とは―?


上映館:シネマート新宿ほか

リンク:映画公式サイト


『レイス』 11月24日公開



<ストーリー>

ウィンスコン州の古い邸宅に住むルーケンズ一家。夫のデニスは失業中、経済的に妻のケイティーは家を売りに出そうとしていた。最愛の一人娘ルーシーは10代の思春期、内向的な彼女は引っ越しには反対だ。そんな時、ケイティーは思いもかけず夫の子を妊娠してしまう。その頃ルーシーの周りに超常現象が現れ始めた。この家を取り巻く何かの霊と感じた母ケイティーは、悪魔払いの経験のあるエーリッヒ神父の元を訪れる…。


上映館:シネマート新宿、シネマート心斎橋

リンク:映画公式サイト


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 【ホラー通信セレクト 今週公開の映画】2018/11/23号:『イット・カムズ・アット・ナイト』『恐怖の報酬 オリジナル完全版』『レイス』