オリジナルメンバーが卒業し、新メンバー加入を経て、2017年5月から新体制でのスタートを切ったHIPHOPアイドルユニット『lyrical school』。新体制になり自由度が増したステージングで、観客を楽しい渦に巻き込み、そのパフォーマンスは日々成長している。lyrical schoolの新メンバーhinako、yuu、risanoに、新体制お披露目となった初ライブやパフォーマンスする上での目標など、現在のlyrical schoolを語ってもらった。


――まず初めに、みなさんがlyrical schoolに入ろうと思ったきっかけを教えてください。



yuu 私はもともと新メンバーのrisanoと3年前から友達でして。


risano “夢仲間”でね(笑)。


yuu そうなんです。risanoが、「lyrical schoolの新メンバーオーデションがあるよ」って教えてくれたんです。私も挑戦してみようとオーディションを受けて、risanoと一緒に合格しました。


risano yuuとダンスの先生が同じで。その方に、私は安室奈美恵さんみたいに歌って踊れるアーティストになりたい、と夢を話していたら、「同じことを言っている子が僕の生徒にいる!」ってyuuを紹介してくれて、「初めまして、同じ夢です」みたいな感じで知り合いました(笑)。


――そんなrisanoさんのlyrical schoolに入ったきっかけは何ですか?



risano アーティストになりたくてオーディションをいろいろ探しているときに、lyrical schoolのオーディションが出てきまして。でも、アイドルは可愛いっていう印象があって、あまり興味がなかったんです。でも、その当時のlyrical schoolの写真を見て、「なんかカッコいい!」と思って。ホームページを見ていたら、ラップアイドルって書いてあって、アイドルというよりカッコいい感じだったので、「こういうカッコいいアイドルだったらやってみたい!」と思って、応募しました。


――hinakoさんはいかがですか?



hinako 私は、もともと友達からアイドルの活動を薦められることが多かったんです。たまたまツイッターを見ていたら、lyrical schoolのオーディションが出てきて、それで応募しました(笑)。


yuu おすすめアカウントに出てきたんだっけ?


hinako そう。ツイッターを始めるときにおすすめされてフォローして、「なんだろう?」と思って、見てみたらこうなりました(笑)。


一同 (笑)。


――皆さん、すごく運命的な集まり方をされているんですね(笑)。そもそもラップの経験はあったんでしょうか?


一同 なかったです。


risano 私は海外に2年半留学していて、そこで洋楽のラップをたくさん聴いていたり、洋楽ラップを流してダンスしていました。ラップをするのは初めてなんですけど、耳はラップに慣れていて好きでした。


hinako 私は全然わからなくて、最初は真似して言っているだけでした。


risano しかもhinakoは滑舌が悪いから(笑)。


hinako 滑舌がすごく悪いんですよ(笑)。韻についても知らなかったので、早口言葉みたいな感じだと思っていました。


yuu 私もラップの細かいことはまったく知らなかったんですけど、友達の影響でJ-ラップをちょっと聴いていました。自分がやるってなったら、どうなるんだろうって思っていたんですけど、いざやってみると、すごく楽しいですね。


――lyrical schoolに新メンバーとして入ることになって、himeさんとminanさんの第一印象を教えてください。


risano めっちゃ可愛かったです!(笑)。


hinako キラキラしてた!


yuu そうですね。二人にはオーディションで初めてお会いしました。


hinako minanさんはクール、ひめち(hime)はキュートな感じでした。


――hinakoさんは、初対面のminanさんとhimeさんに「オーラが見えます」とおっしゃったそうですが(笑)。


hinako そうなんですよ。私、オーラが見えるときがあって(笑)。


一同 (笑)。


hinako 街中で目を引く人っているじゃないですか。初めて会ったとき、他にもいろんな人がいるなかで、2人が階段から降りてきて、「この人たちなんか違うなー」と思ったら、やっぱりメンバーだったっていう。


yuu 当時、himeはまだ高校生で制服を着ていて、超美少女だなっていう印象を受けました。minanさんは、すごくクールビューティーだなと思ったんですけど、オーディションでお話をして、「なんて優しい人なんだろう」っていう印象を受けました。


risano 私はオーディションを受ける前に、lyrical schoolのことをすごく調べて、二人がトークしている動画も見ていたんです。minanちゃんは、クールビューティーだけど、喋ると擬音や効果音をいろいろ言うんですよ。初めてリハーサルをしたときにも、“シュッシュッ”とか擬音語をすごく使っていて、「なんか違う国の人だな、一緒にやっていけるかな?!」って思ってたんですけど、全然違いました(笑)。頼りがいがあって、すごく優しかったです。


hinako 可愛いよね。「ひなこ~!」って言ってきたり、「ぎゅっ」って抱き着いてきたりとか。クールに見えて、親しみやすい。


yuu ギャップ萌えするというか。


hinako 見た目とは違うよね。


――5月の新体制お披露目のワンマンライブ“NEWGAME”がありました。初めてファンのみなさんの前でライブされたときの心境はいかがでしたか?


hinako わけわかんなかったよね。何も覚えていないです(笑)。


yuu 本当に緊張した。


risano 1時間くらいのライブだったんですけど、1曲のように短く感じて、ただ喉は乾いたけど(笑)。「えっ、もう終わり?」みたいな。リハーサルしているときは、十何曲やってハアハア息を切らして、体力もつかなっていう感じでした。でも実際に始まったら緊張はしたけど、楽しくなって「もう終わっちゃうの?!寂しい!」って。みんなはどう?(笑)。


yuu まず最初にファンの方に圧倒されました。想像していた以上の「ワー!」って、こんなにすごい声援があるんだと思って。緊張していたんですけど、でもこの空気にのまれちゃいけないと思って、最後まで走り抜きましたね。


hinako すごいこと考えているね(笑)。


risano お客さんがすごく温かったよね。


hinako 「歌詞を間違えちゃいけない、やばい」って、私はそれしかなかったです(笑)。


――緊張はあったかもしれませんが、みなさん堂々とライブされていたように見えました。


hinako みんなが笑ってくれてたから。ひめちもみなんち(minan)もめっちゃニコニコしてくれたし、お客さんも笑顔だったし。新メンバー3人でも、「頑張ろうね」って話はずっとしてたんで。その安心感はあったかな。


risano 私たちが緊張していることも、minanちゃんとhimeは分かっていて、ステージ上でアイコンタクトをとってくれたので、「頑張るね!楽しむね!」って気持ちでした(笑)。


hinako 始まる前に、「楽しもうね!」って言って円陣を組んでくれるんですけど。それでいつも気合が入ります。


yuu そうですね。


――そのワンマンライブ“NEWGAME”以降、パフォーマンスの面で意識が変わったり、あらためて気づいたことはありましたか?



risano 意識的にすごくラップを聴くようになりました。今まで日本語ラップは全然聴かなかったんですけど、この活動を始めてから聴くようになって、ラップが好きになりました。


――ちなみによく聴かれるアーティストさんは?


risano  KICK THE CAN CREWさん、RHYMESTERさん、PUNPEEさんとかですね。


――hinakoさんは?


hinako 例えばチョコレートが好きだったら“チョコレート”って歌詞を入れてくれたり、私はディズニーが好きなので “シンデレラ”とか、私たちに沿った歌詞を入れてくれるので、楽しいです。やっぱり自分の好きなものだと、「こういうふうに歌ってみたいな」っていう気持ちも出てきて、だから覚えるのもあんまり苦じゃなくて。


risano うんうん。楽しみだよね。


hinako そう。次どんな歌詞が来るんだろうって。


yuu 歌詞にストーリーがあるから歌うことがすごく楽しいですね。


hinako あとminanさんもひめちもプロデューサーも、「個性を出していいよ」、「そのままの自分でいけ!」言ってくれるんです。「それでいいんだ」って思うとステージでも自由に動けます。


――yuuさんは?


yuu risanoはラップの映像をいっぱい観てインプットして、hinakoは好きなものから刺激を得て、それをステージ上でアウトプットしている。それぞれ、インプットの元は違うけど、アウトプットすることで、混ざり合うのがさらに楽しいです。お客さんからも「あ、こんなのもあるんだ!」とか、そういう声も実際に聞いたりします。自分たちも毎回のライブが刺激になって、得るものも大きいし。自由なパフォーマンスのライブになって、すごく楽しいです。


――この夏はライブ以外にも35回以上もリリースイベントもされて、経験を積んで、チームとしての絆がより深まったのではないでしょうか?


hinako ほぼ毎日のように一緒にいるから、その子の体調も分かるようになるし。顔色を見て声掛けたりとか、注意されて凹んでいたとしても、みんなで「大丈夫だよ」って励ましたり。ライブの後には反省会をして、そこで「どうだったと思う?」ってメンバー内で話し合いもできたので、それで成長したのかなって思いますね。あと、2人(minan、hime)がアドバイスもくれるし。やっぱり憧れの2人なので。


risano そうだね。一生尊敬する2人だよね。


yuu うんうん。


――グループ内で尊敬できる人がいるのは、素晴らしいですね。


risano 本人に伝わっているのかな?わかんないんですけど(笑)。


hinako  2人のパフォーマンスを目標にしています。


――ライブやサイン会を見ても、本当にlyrical schoolのみなさんって仲良しなんだなって伝わってきますよね。


risano バレてましたか?(笑)。


一同 (笑)。


――最後にパフォーマンスをする上での目標を教えてください。



risano ラップをよく聴くようになったので、自分の引き出しを増やしたいです。影響を受けて、自分のものにアレンジして、どんどん出していけたらいいなって思っています。踊らない曲が増えていって、一番得意なダンスが何もできないんですけど(笑)。だから余計に、ラップで見せていこうって思って。どんどん研究中なんです。


――ダンスの振付が減ったのは、TOKYO IDOL FESTIVAL 2017(以下、TIF)の移動中のバスだそうですね。そこから自由なパフォーマンスの割合が増えていったと。


risano そうだったよね。


hinako あれだったよね、TIFはライブ中に「バナナ食べていいよ」、「写真撮っていいよ」とか。「えー!」って思いました。


yuu そうだったね。


risano そうだ、リュックサックを背負ってライブしているんですけど、朝食を食べてなくてお腹が空いていたんで、リュックサックにたまたまバナナを入れていたんです。プロデューサーに「自由にやっていいよ」って言われたので、「バナナを食べるのはOKですかね?」って聞いてみて、やってみたら「よかったよ」って言われたので、こういうのもOKかって思って。やってみろって、とりあえず挑戦していいよって言ってくれる。で、駄目だったら怒られる(笑)。プロデューサーも、「自由にやってみて」と言ってくれるので、楽しくできている秘訣かなと思います。


――そんな裏話があったんですね。では、yuuさんの今後の目標は?


yuu lyrical schoolは曲も素敵なので、その世界観をちゃんと伝えたいです。自分自身も新曲が出たら、移動中に聴いているんですけど、無理やりじゃなくて自然と“この曲を聴きたい”っていう気持ちになるんです。なのでファンの方々にもそう思ってもらえるようになりたいです。あと、メンバーそれぞれ本当に個性的なのでそこを伸ばしつつ、「risanoこんなこともできるの?!」とか「hinakoの新しい一面見た!」とか、私もどんどん新しいものを出していけたらいいなって思っています。


hinako ライブの会場によってステージの大きさが変わると、動く範囲や体の動かし方も見え方が変わってくるので。会場によって、自分のパフォーマンスを変えられるようになりたいなって思います。あと私は、体の動かし方がみんな以上にできていないんです。同じポーズばかりになってしまうので、私なりの表現の仕方、歌詞に合わせた動きっていうのをどんどん見つけていきたいなって思います。


――これからのご活躍とても楽しみにしています。ありがとうございました。


一同 ありがとうございました。



⬛RELEASE INFORMATION


lyrical school新体制第二弾 両A面マキシシングル

『つれてってよ/CALL ME TIGHT』

2017年12月19日(火)発売



【通常盤】■BRTW-1045 1,000円+税

【初回限定A盤】■BRTW-1046 1,250円+税(『つれてってよ』remix収録)

【初回限定B盤】■BRTW-1047 1,250円+税(『CALL ME TIGHT』remix収録)


■LIVE INFORMATION


『lyrical school one man live 2017 “TAKE ME OUT”』

2017年12月16日(土)

15:00開場/16:00開演

【会場】LIQUIDROOM(東京)


■OFFICIAL SITE


http://lyricalschool.com/[リンク]


lyrical school プロフィール


2010 年に結成したGirl’s Rap のパイオニアグループ。略称はリリスク。2017年5月、3ヶ月の活動休止期間を経て、新体制の活動を再開。hinako、hime、minan、yuu、risanoの5人体制で新たなグループの歴史が始まった。7月には現体制初のシングル『夏休みのBABY』を発売。初日にオリコンシングルデイリーランキング1位、オリコンシングルウイークリーランキング13位を獲得。9月10月11月と3ヶ月連続で様々なジャンルとの対バン企画ライブ『MY DATE』を開催。12月には恵比寿LIQUID ROOMでのワンマンライブが決まっている。


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 lyrical school(hinako / yuu / risano)「一生尊敬する2人」[ Special Interview ]