シャーリーズ・セロンは本紙ヴァラエティのカバーストーリーで、アクション・スリラー新作映画『アトミック・ブロンド』がシリーズ化されることを望むと語った。その一方で、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚となる続編映画で、片腕のフュリオサ大隊長役として砂漠の旅に戻りたいとも語った。


セロンは本紙ヴァラエティに、「是非出演したいです。3本の脚本があり、マックス役とフュリオサ役のバックストーリーが書かれていました。いつかこの脚本はジョージ・ミラー監督と共に呼吸し始めるでしょう。米ワーナー・ブラザースは分かっていると思います。私たちは皆、ミラー監督が道を示してくれることを待っています」と、語った。


セロンによると、全世界で3億7890万ドルの興行総収入を記録し、アカデミー賞6部門を獲得した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の大ヒットが『アトミック・ブロンド』の製作に結びついたという。今夏の大作『アトミック・ブロンド』は、1989年のベルリンを舞台に、セロンはロシア人悪党と戦う英国人スパイを演じる。


セロンは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ではいくつかの使われなかったカットがあり、あるバージョンではパンク・ロックが足りなかったと明かした。セロンは、「元々、(監督は)このアイデアを気に入っていました。砂漠にいるのにも関わらず、何かが起きて皆アルビノになり、彼らは白い幽霊になりました。私はまるでアビー・リー・カーショウのような白髪になり、ブロンド、ブリーチ、青白い肌、眉なしといった姿でアフリカのウォーペイント (化粧)を行いました。そうしていなければ全く別の映画になっていたと思います」と、語った。


映画『スノーホワイト』の公開後にセロンは剃髪したいと思ったようだ。セロンは、「ちょうど大きな記者会見ツアーを終えたところでした。家に帰りヘアセットとメイクを自分で仕上げながら、140日間の砂漠での生活で毎日ヘアセットとメイクをしなければならないということを考えました。私はフュリオサ大隊長役に成りきることに興奮していて、何にも妨げられたくなかったのです。単純にヘアセットとメイクに疲れきっていたことが理由です。可能な限りのすべてを排除し、仕事に取り組む方法を考えました」と、続けた。


今春に公開された映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』でハッカー役を演じたセロンは、同シリーズの次回作に出演するかどうかは決まっていない。


セロンは、「分かりません。私に戻ってきて欲しいのかどうか知りません。私は米ユニバーサル・ピクチャーズの皆を愛しています。私たちは話し合う予定ですので、そのうちわかるでしょう」と、述べた。


セロンと『アトミック・ブロンド』の詳細についてはカバーストーリーを参照。





情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 シャーリーズ・セロン、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』続編への出演願望を語る