累計発行部数が1500万部を超える田中芳樹氏のスペースオペラ『銀河英雄伝説』。銀河帝国と自由惑星同盟の抗争、そして登場人物の魅力が人気の源泉となっていますが、ある『Twitter』ユーザーがその第8巻を電車の中で読んだ男子高校生の反応をマンガにしてツイートし話題となっています。






銀英伝ネタで学生時代の思い出話。

銀英伝は人前で読める巻と読めない巻がありますよね…


詳しくはネタバレになるので書きませんが、第8巻はラインハルト率いる帝国軍と、同盟から離脱したヤンがイゼルローンで激突する回。その戦いは思いもかけない展開に……。とりわけ同盟側が好きな人にとってはショッキングなストーリーです。『Twitter』ではため息をつき電車を降りるまで外を見つめていたという男子高校生について「わかる」「8巻は気力がないと読めない」「2、8、9巻はアカン」といった共感ツイートが多く寄せられていました。


また、このツイートは田中氏の版権管理などを行っている『らいとすたっふ』の安達裕章‏氏にも届き、次のようにツイート。






……このTweet、こんど親分に会ったら見せてあげよう。

これは作家冥利に尽きる話だよねえ。


ちなみに、作家としても「あの」シーンを書くのはすごく大変だったみたい。「何枚書いても……ね。だからそれまで書いたのを全部すてて、4枚でカタを付けたんだ」って言ってました。


未だに多くの読者を魅了する『銀英伝』。このエピソードやその反応は、いかに多くの人が登場人物に感情移入しているのか、改めて実感させられる出来事といえそうです。


※画像は『Twitter』より

https://twitter.com/msk7231/status/862288593351434242 [リンク]


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 田中芳樹氏スタッフ「作家冥利に尽きる話」 『銀河英雄伝説』8巻を電車で読んだ反応が分かりすぎて辛い……