3月21日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、映画監督で俳優の榊英雄(51)の性行為強要問題について特集。その中でMCの坂上忍(54)とタレントの峰竜太(70)が、芸能界で性被害や性接待が常習化していると取れる発言をし、話題になっている。

『週刊文春』3月10日号では、4人の女性への性的な関係の強要を報じられていた榊。公開予定だった映画『蜜月』は公開中止となったが、『週刊文春』は翌週号でさらに4人による榊の性暴力被害の告発を報じた。

 この騒動について、出演していた峰は「パワハラ的なことは絶対にあっちゃいけないこと」としつつも、「私もこの業界古くからいますけど。……具体的に誰々ってことじゃなくて、話は聞いたことあります、実際」と、性被害や性暴力に関する噂を耳にしてきたことを明かした。

 さらに峰は「どっか、それは当たり前みたいになってきたところはあります」と業界内では聞き慣れたものであったとも告白。一方、是枝裕和(59)ら映画監督有志6人が映画監督による暴力行為や性加害について声明を出したことを受け、「確かに変えていかなきゃだめですね」と明かした。

 一方、坂上も「ただ、僕ら多かれ少なかれ、(業界に)長いこといたらですよ、逆のパターンも噂も目にしたこともある。女優さんの方から監督やプロデューサーの方に近づいて」と告白。また、「稀にだよ」と前置きしつつ、「それで上り詰めた人だっているんだから」と明かしていた。

 この一連の発言に視聴者からは、「知ってて今まで黙認してたって最低だな」「これが当然の業界ってやばすぎる」「枕あるって言ってるようなもんじゃん」「どんだけ常習化していたんだ」といったドン引きの声が集まっている。

「映画監督からの性行為の強要や枕営業といったイメージは芸能界には根強くありましたが、今回の榊監督の報道はやはり衝撃的なもの。その上、『バイキング』で業界に長くいる坂上と峰というふたりが、強要や枕営業について『聞いたことある』『当たり前』『目にしたこともある』と、実際によくあることだと証言したことは、業界に縁遠い一般人には衝撃的な暴露となっていました。また、それが常習化しているのを当たり前に受け入れていたふたりにも困惑の声が集まっています」(芸能ライター)

 ネット上では、坂上が指した「それで上り詰めた人」を予想する声も。憶測の種を撒いてしまったようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 芸能界では役者の性被害・性接待が常習化?『バイキング』での暴露に視聴者ドン引き