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それではなぜむくみ腸が起こるのでしょうか。その原因の一つとして考えられるのが、腸内環境の悪化です。
不規則な生活や運動不足、ストレスなどにより悪玉菌が増殖してその働きが優位になると、腸内環境は悪くなります。
すると腸が正常に働かなくなるため、うまく水分を吸収できなくなってしまい、むくみ腸を引き起こすと考えられます。
むくみ腸になることでカラダに起こりうる主な問題として、
という3つが挙げられます。
むくみ腸になると、腸の蠕動運動が正常に行われなくなり便が排出しにくくなるので、便秘になりやすくなります。
腸の栄養吸収率も低下してしまうので、吸収できなかった栄養分は「中性脂肪」として脂肪細胞に蓄積されてしまいます。
そして腸管全体がむくんだ状態になれば下腹がぽっこり出て見えるようになるので、「ぽっこりお腹」にもつながると言えます。
「いくら運動しても、下腹だけがなかなか痩せない…」という方は、もしかしたらむくみ腸が原因かもしれません!
それでは「下腹だけがなかなか痩せない…」と悩む方のために、「むくみ腸を改善して下腹痩せに導く方法」をお伝えしていきましょう。
その方法として、
の2つが考えられます。
まずは発酵食品と食物繊維を意識的に摂るようにしましょう。そうすることで善玉菌を増やすことができ、腸内環境を正常に整えることができるからです。
むくみ腸の原因として腸内環境の悪化が考えられるので、それを改善するには腸内環境を正常化する必要があると言えます。
腸内環境を正常に整えることで腸が正常に働くようになり、むくみ腸の改善につながると考えられます。そのため善玉菌を増やして腸内環境を正常化するために、発酵食品と食物繊維を意識的に摂るようにします。
「発酵食品」と呼ばれる食べ物として、以下のものがあります。
一方、食物繊維は水に溶けない「不溶性食物繊維」と、水に溶ける「水溶性食物繊維」とに分類されますが、不溶性食物繊維には腸を刺激して蠕動運動を活発にし、便通を促進する効果も期待できます。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維は、それぞれ以下の食べ物から摂ることができます。
ヨーグルトとバナナやリンゴなどといった果物を組み合わせて摂るようにすると、手軽に発酵食品と食物繊維を摂ることができるのでお勧めです!
カラダを動かすことも腸内環境を正常に整え、むくみ腸の改善につなげることができます。
特に「腹圧を高める運動」や「お腹を捻る運動」は、腸の蠕動運動を促すので、むくみ腸の改善効果が期待できると言えます。
そこで、ここでは腹圧を高める運動として「スタンディング・ドローイン」を、お腹を捻る運動として「リバーストランクツイスト」をご紹介したいと思います。
お腹を凹ませることで腹筋の中で最も深層部にある「腹横筋」を鍛えることができます。
30~60秒を1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。
腹横筋への効果を高めるために、以下の3つの点を心がけましょう。
そうすることでわき腹の筋肉である「外腹斜筋」と「内腹斜筋」の下部と、腹部を縦に走行している「腹直筋」の下部が鍛えられます。
左右交互に20~30回を、1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。
リバーストランクツイストで内・外腹斜筋下部と腹直筋下部に効かせるためには、以下の3つの点を踏まえた上で行うようにしましょう。
今回は「下腹だけがなかなか痩せない…」とお悩みの方に向けて、「むくみ腸を改善して下腹痩せに導く2つの方法」をお伝えしました。
心当たりがありましたか?
是非、今回お伝えした2つの方法を実践して、「すっきり下腹」を手に入れてくださいね!