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暑い屋外に対して、室内は冷房がガンガンに効いているところが多く、屋外と室内の気温差が激しくなります。急激な温度変化が繰り返されると体温調節がうまくいかなくなるため、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
「自律神経」は、副交感神経と交感神経から成り、消化や体温調節など生命維持のコントロールをする役目を果たしています。
自律神経が正常に働かなくなると基礎代謝も低下してしまうため、脂肪がつきやすいカラダになってしまうと言えます。
夏は暑さをしのぐために冷房の効いた涼しい室内で過ごす時間が多くなり、逆に外でカラダを動かす機会が減ってしまいます。
するとどうしても消費エネルギー量が減ってしまい、使われずに余ってしまったエネルギーは「中性脂肪」として脂肪細胞に蓄積されてしまうことになります。
また、カラダを動かさなくなると筋肉量が減少してしまうので、基礎代謝の低下にもつながると言えます。
このような理由から、夏はお腹まわりに脂肪がつきやすくなり、「ぽっこりお腹」になってしまうと考えられます。ぽっこり出たお腹にはなりたくないですよね…。
そこでここからは、「ぽっこりお腹を防ぐために心がけるべきポイント」を3つお伝えしたいと思います。
夏はどうしても冷たい食べ物や飲み物を摂りたくなりますが、ぽっこりお腹を防ぐためには温かい食べ物や飲み物を摂るようにしましょう。
温かい食べ物や飲み物を摂ることで、基礎代謝アップにつなげることができるからです。
体温以上の温かい食べ物や飲み物を摂るようにすることにより、胃腸が温まり消化の働きが活発になるので、基礎代謝がアップし痩せやすいカラダにすることができます。
例えば紅茶を飲む場合なら、「アイスティー」ではなく「ホットティー」を選ぶようにしましょう。
夏は冷房などでカラダは冷えた状態なので、入浴はなるべく湯船に浸かってカラダを温めるようにしましょう。
その際のポイントは、38~40℃程度のぬるめのお湯に10~20分浸かるようにすることです。そうすることでカラダを芯から温めることができ、基礎代謝アップにつなげることができます。
また、副交感神経が優位に働くようになるので、乱れた自律神経のバランスを整える効果も期待できます。
くれぐれも40℃以上の熱いお湯に浸からないようにしましょう。熱いお湯に浸かっても、カラダの表面しか温めることができない上、副交感神経ではなく交感神経の働きを優位にしてしまうことになるからです。
そして何よりも、適度にカラダを動かす習慣を作ることが大切です!適度にカラダを動かすだけでも血流が促進されるようになるので、基礎代謝を上げることができると言えます。
しかし、「適度にカラダを動かす」といっても、暑いとどうしても気が引けてしまいますよね。
そこでお勧めしたい方法が、少し早起きをして、気温が上がる前の早朝に「ウォーキング」や「ストレッチ」を10~20分程度行うことです。
朝日を浴びながらカラダを動かすことは、基礎代謝アップ効果はもちろんのこと、「セロトニン」が分泌されるようになるので、乱れた自律神経のバランスを整えることもできるからです。
ここでのポイントは、「適度に」という言葉です。「キツさ」や「苦しさ」よりも、心地良さが感じられる程度にカラダを動かすようにしてみましょう。これが、カラダを動かすことを習慣化させるコツでもあります。
するとカラダを動かした後、すっきりした心地良い爽快感を得ることができますよ!
今回は、夏はお腹まわりに脂肪がつきやすい季節と言える理由と合わせて、「ぽっこりお腹を防ぐために心がけたいポイント」を3つお伝えしました。
暑い夏こそぽっこりお腹になりやすいということが、ご理解していただけたでしょうか。
「ぽっこり出たお腹にはなりたくない!」という方は、是非今回お伝えした内容をヒントにしていただけたらと思います!