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秋の季節に美味しく食べることができる銀杏ですが、ただ美味しく食べることができるだけでなく、銀杏にはいろいろな栄養素が含まれていて、健康に良いとされるだけでなく、女性にとって嬉しい美容効果も得ることができる食材として注目を集めています。
健康・美容効果がたっぷり詰まっている銀杏に隠された、知られざる効能とはどういったものがあるのか、ご紹介します!
銀杏には糖質や脂質の他に、美容には欠かすことのできない成分であるビタミンB群やビタミンC、ビタミンAなども豊富に含まれています。
さらに体内で不足しやすくなっている鉄分やカリウムなどといったミネラル成分も多く含まれていることでも知られています。
銀杏の実1粒あたりのカロリーは約3~5キロカロリーとなっています。銀杏は小さい実で比較的に低カロリーで食べ応えもある食材となっていますが、カロリーが低いからとパクパクと食べてしまうのには注意が必要となってきます。
銀杏を冷凍庫で冷凍して保存しておく場合、殻がついている状態の銀杏であればそのままフリーザーパックなどに入れ、殻がついていない状態の銀杏であれば、少しずつラップで包んでフリーザーパック等に入れて冷凍庫で保存してください。
冷凍保存であれば2か月~半年くらいの期間であれば保存しておくことが可能です。
殻がついている銀杏を冷凍ではなく常温保存する場合は、殻が付いたままの状態で新聞紙などといった紙にくるんで、直接日光のあたらない常温の涼しいところに置いておけば、約1週間~1ヵ月程度は保存が可能となっています。
常温保存でも比較的長い期間保存することができる銀杏ですが、あまり日にちが経ってしまうと実が固くなってしまうことがあるので、なるべく早めに食べることをオススメします。
意外かもしれませんが、銀杏にはビタミンCやビタミンB群、ビタミンEなどといったお肌の健康を正常にキープするために欠かせない成分がたくさん含まれています。
銀杏に含まれているビタミン類はメラニンの形成を抑えたり、抗酸化作用があったり、肌の健康を守ってくれたりと美肌作りのサポートをしてくれるものとなっています。
銀杏には、パントテン酸やナイアシンなどといった疲労回復効果のある成分が含まれています。
さらに中枢神経や末梢神経を清浄に保つ働きのあるビタミンB1も豊富に含まれているので、疲労回復だけでなくストレス解消にもつながります。
銀杏にはカリウムが豊富に含まれています。このカリウムは血液の中に含まれているナトリウムのバランスを整える効果があり、カリウムによってナトリウムのバランスがしっかりと整えられることで、高血圧や動脈硬化などといった症状を改善し、予防することができます。
銀杏に含まれているカリウムは高血圧を予防する他に、体内の余分な水分を外に排出する働きも持っているので、女性に起こりやすいむくみを改善させる効果があります。
またカリウムには利尿作用もあるので、水分だけでなく体の中に溜まっている老廃物を排出することができるデトックス効果も期待できます。
銀杏を食べ過ぎてしまうと「銀杏中毒」と呼ばれる症状が出てしまう場合があります。
銀杏の食べすぎによる銀杏中毒になってしまった場合は、脈拍の上昇、腹痛をともなう下痢、嘔吐、けいれんなどといった症状が出てきてしまう恐れがあるといわれているので、銀杏を食べるときは成人した大人であれば1日10粒程度まで、小さい子供の場合は1~2粒程度の量にしておきましょう。
茶碗蒸しなどの料理では、具材として銀杏が1~2粒入っているだけなので大量に食べすぎてしまうことはないかと思われますが、お酒を飲むときのおつまみなどで銀杏を食べるときは、銀杏の実が小さいということもあり、ついついパクパクとたくさん食べてしまう可能性があるので気を付けるようにしてください。
いかがでしたでしょうか?秋の味覚としていろいろな料理に使われている銀杏は、ただ美味しいだけでなく、疲労回復効果や美容効果などを発揮してくれる栄養たっぷりの食材となっています。
実が小さい銀杏なので、味が美味しいからとついついたくさん食べ過ぎてしまうと健康状態を悪くしてしまう可能性があるので、1日に食べる量をしっかりと守りながら、銀杏に含まれている豊富な栄養素でいろいろな効果を実感してみてください!