監督Ridley Scott氏が指揮を務める、VR短編映画『Alien: Covenant(エイリアン)』が5月19日に公開される。


『Alien: Covenant(エイリアン)』について


『Alien: Covenant』は、Fox Innovation Labが、RSA VRとAMDと協力して制作する、エイリアンのVR短編映画である。


ちなみに、このエイリアンは誰もがまず頭に浮かべる映画と同一のものである。


というのも、エイリアンシリーズは1から4まであり、そこに「エイリアン対プレデター」などといったナンバー外の作品がいくつかあるのだが、この『Alien: Covenant』の監督は、エイリアンシリーズ第一作目で監督を務めたRidley Scott氏に加え、David Karlak氏が行った。


第一作目が売れたからこそ、エイリアンシリーズが続き、「エイリアン対プレデター」が制作されたため、Ridley Scott氏は言わば、エイリアンシリーズを繁栄に導き、有名シリーズへと押し上げた人物なのである。


そんなScott氏であるが、彼は2015年にVRプロジェクトを進めることを発表していた。


そして今回、ようやく彼のVR作品一作目である『Alien: Covenant』の情報が公開されたのである。


公開された情報はあまり多くなく、まとめると下の三つである。


・短編映画

・2017年5月19日に公開

・有名なVRプラットフォームほとんどに対応


Ridley Scott氏について



Ridley Scott氏が監督を務めた代表作の映画は、エイリアン1、グラディエーター、オデッセイ、プロメテウスなどである。


Scott氏は1968年にTony Scott氏とRSA Filmという会社を起ち上げでおり、この会社はコマーシャルやミュージックビデオ、テレビの制作や映画マーケティングなどを長らくやってきたが、Scott氏は2015年にRSA Filmの新しい部門、RSA VRを起ち上げ、その部門で『Alien: Covenant』の制作に携わった。


RSA VR代表のコメント


RSA VR代表のDennis氏は以下のように語る。


「VR部門を起ち上げられたことに興奮しているよ。


僕が思うに、VR産業は今や最もワクワクする業界の一つだしね。


それに、来たる新しい世代へのコンテンツの提供の仕方に影響を与える可能性があると思うよ。」


RSA社長のコメント


RSA社長のJules Day氏は以下のように表明している。


「Jen Dennis氏はコマーシャルとコンテンツにおいて、最も注目されているプロデューサーの一人であり、彼はRSAでVR開発、制作の経験を発揮してくれることでしょう。


さらに、クリエイティブ・テクノロジーの先駆者の家系にいるRidley氏を始めとして、RSAにはVRのユニークさを理解する素晴らしい才能あふれるディレクターが揃っています。


私たちはこの恐るべき才能を顧客の皆さんに提供出来ることを、嬉しく思います。」


参照:VRfocus

URL:https://www.vrfocus.com/2017/04/alien-director-ridley-scott-launches-new-vr-studio/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 VR短編映画『Alien: Covenant(エイリアン)』がついに5月19日に公開が決定