5月10日に東京都品川The Grand Hallにて開催された「Japan VR Summit」(主催企業 グリー株式会社 一般社団法人VRコンソーシアム)は、用意された席数を大きく上回るほどの動員となるほど、とても熱量のあるイベントであった。


”まだまだ市場規模としては小さくとも、VRの可能性を信じている開発者・投資家たちの想いや熱意がバシバシ伝わってくる。知らないことがあると自分が流行にとんでもなく取り残されているんじゃないかと思わされるほど、具体的で内容の濃いサミットだった”


そんなことを考えさえられるイベントであったのではと思う。


■SessionⅠ




Oculusだけでは今のムーブメントは無かった【Japan VR Summitレポート】SessionⅠ ”VRがもたらす大変革”


セッション第一陣は、ハイエンドなVRガジェットを手にマーケットを先進する3社、Oculus、HTC、ソニー・インタラクティブ・エンターテインメントがそれぞれの製品を紹介するとともに、VRの今までの変遷をたどりながらディスカッションを繰り広げる内容となった。

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■SessionⅡ




ユーザーが楽しめるコンテンツの継続的な供給が重要。「Japan VR Summit」 Session Ⅱ ”海外VRビジネス最前線” レポート


セッション2は、海外におけるVRビジネスにフォーカスした公演になった。日本ではVRといえば、ゲーム・動画コンテンツが先駆けて事業化されるイメージがあるが、海外では「ソーシャル」という視点でサービス展開を試みているデベロッパーも少なくないようだ。

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■SessionⅢ




キャラクター自身が考えてアプローチしてくる”スゴい”体験ができる【Japan VR Summitレポート】SessionⅢ ”VRで生まれるヒットゲーム”


セッション3は、VRマーケットへコンテンツ/アプリケーションでの参入を目指す開発者たちが、特に待ち望んでいた時間になったのではないかと思う。コロプラ社、バンナム社、レゾネア社が各ゲームをプロダクトする上で「どんな想いがあるのか」「どんなものを今後作っていきたいか」を語ってくれるセッションとなった。

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■SessionⅣ




様々なVR Editorの登場に期待が高まる「Japan VR Summit」Session Ⅳ “VR開発者を支える最新技術動向”レポート


セッション4では、VR領域のテクノロジーに注視した内容になった。日本ではVR参入において、アプリケーション/コンテンツ層のデベロッパーが多く手を挙げている印象があるが、そもそもそのコンテンツを生み出すための標準的な技術が満足するほど追い付いていなことも確かなことではある。登壇者はUNITY、Unreal Engine4などのツールソフトからAMD社のようなハードウェアサポートまでVRにかかわる技術について、話を繰り広げていた。

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■SessionⅤ




VRへの投資について”生々しい話”をしていきたいなと思います【Japan VR Summitレポート】SessionⅤ ”投資家から見たVR戦略”


ラストセッションでは、発展途中のVR市場を盛り上げるための「投資」について、さまざまな意見が飛び交っていた。どんなに素晴らしいアイデアを持っていたとしても、それをカタチにするためにはどうしても”資金”が必要になるのが実情。資金面で悩むデベロッパーや、どんなアイデアに投資すればいいのか悩んでいるファウンダー、そんな方たちの背中を押してくれるセッションであったのではと思う。

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情報提供元: VR Inside
記事名:「 【Japan VR Summit レポートまとめ】各セッションの内容を一気読み!