Oculusは、2016年8月30日に更新した公式ブログにおいて、VRFPS「Damaged Core」のリリースを発表した。



同ゲームはVRゲームとしてはメジャーなFPSに分類されるが、そのゲームシステムが極めて独創的である。


ゲームの背景となるバックストーリーは単純で、人類に敵対するAIを倒すというSF的な設定となっている。


独創的なのはプレイヤーが操作するキャラクターで、プレイヤーには特定の人間やロボットではなく非物質的なAIの役割が与えられるのである。


特定のデバイスに実装されているわけではないプレイヤーが操作するAIは、何と倒すべきAIが従えているロボットをハッキングして戦うのだ。


ブログで公開されいるプレイ動画のはじめには、同ゲームのシステムが端的に「DON’T JUST FIGHT YOUR ENEMIES / BECOME THEM (敵と戦うな/敵となるのだ) 」と表現されている。



ゲームプレイは、まず敵ロボットをハッキングして物理的に戦えるようになってから、その敵ロボットの武器を使って敵を倒していく、というように進められる。


ブログによれば、敵ロボットをハッキングする難易度は、敵ロボットに実装されている武器の威力に応じて調整したことをはじめとして、全体的なゲームバランスをかなり「スマート」に仕上げた、とのこと。


なお、リリースされた8月30日から1週間以内に購入すれば、OculusRift対応VRカードゲーム「Dragon Front」ベータ版にアクセスできる特権が付いてくる。


同ゲームの価格は$29.99で、下記のダウンロードページから購入できる。


Damage Coreダウンロードページ

https://www.oculus.com/experiences/rift/660396644063513/


Dragon Frontを解説したOculus公式ブログ記事

https://www3.oculus.com/en-us/blog/introducing-dragon-front-the-first-ccg-for-vr-coming-to-rift/


参照元URL:https://www.oculus.com/blog/damaged-core-is-a-new-kind-of-shooter-for-vr-available-now-on-rift/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 プレイヤーがAIとなって戦う新感覚のVRFPS「Damaged Core 」、Oculus Rift対応アプリとしてリリース