AR単眼ゴーグル 着用イメージ


スマートフォン向けAR・VRハードウェア、ソフトウェアをワンストップで提供する、株式会社ワンダーリーグ(所在地:東京都渋谷区、代表:北村 勝利、以下 ワンダーリーグ)は、エレコム株式会社(所在地:大阪市中央区、取締役社長:葉田 順治、以下 エレコム)が販売するAR単眼ゴーグルとARアプリ専用コントローラーで、iOS 11対応のARKit技術を活用したコントローラー体験などが簡単に実装できる開発環境、「ヴルームSDK」の配信サイトを開設し無料ダウロード提供を開始した。


「ヴルームSDK」は、無料*ダウンロードサイトより自由にダウンロードして利用することが可能。


*ビジネス利用に関しては別途条件有り


iOS 11対応のARKit技術を活用したAR新体験を実装できるSDK


AR単眼ゴーグル 着用イメージ


「ヴルームSDK」とは


「投げる、切る、打つ」といった動的な機能実装や、パネル表示などのUIをアプリに機能追加するためのUnity用開発ツール。


iOS/Android両OSに対応している。iOS向けにオープンに使えるモーションコントローラーSDKは他に存在せず、iPhone向けゲームなどが簡単に開発できるようになっている。


なお、ヴルームSDKは無料で公開されている。


ヴルームSDKダウンロードサイト: https://vroom.wonderleague.co.jp/sdk/index.html


「AR単眼ゴーグル」と組み合わせて、ルームスケール新体験


iOS 11搭載ARKitをベースに、AR単眼ゴーグルと専用コントローラーを組み合わせ、スマホARでルームスケール機能をフル活用したゲームが二本提供されている。


「ARブレードガンナー」


「ARブレードガンナー」


概要


iPhone対応のシューティングゲームアプリとなり、現実空間上に現れるモンスターと3mの範囲内を自由に動きながら戦う。


ダウンロード: App Store ARブレードガンナー



配信 エレコム  企画開発 ワンダーリーグ


「ARスタースマッシュ」


「ARスタースマッシュ」


概要


ステージ内の指定された位置にある星マークのパネルを打ち抜く体験を行うゲームとなり、現実空間上に現れるARステージを実際に動き回ってARスポーツを体験することができる。


ダウンロード: App Store ARスタースマッシュ



配信 エレコム  企画開発 ワンダーリーグ


このようなゲーム体験がAR単眼ゴーグルで実施可能だ。


『AR単眼ゴーグル×専用コントローラー×ヴルームSDK』の活用事例


キャンペーンやイベントを安価に実施


VRでルームスケールを利用した体験キャンペーンを実施する場合、大きなコストと人員配置などが必要であったが、本AR単眼ゴーグルを利用する事で、キャンペーンや体験会などが安価に質も高く実施する事ができる。


AR単眼ゴーグルで業務システムの課題を解決


教育や研修といった多人数へ対応が必要な、業務研修や教育シーンでも、AR単眼ゴーグルと専用コントローラーで1万円を切る価格なので、大量導入が現実的に行なえる。


建設現場・工場など業務イメージを入社前に体験してもらう、業務体験デモをリアルに提供し離職率を下げたいなどのニーズにも対応可能だ。


ショッピングモールなど販促イベントでPR


VRでルームスケール体験を実施する場合、子供への年齢制限によりファミリーへの訴求が難しくなるが、本AR単眼ゴーグルの場合は、1眼での体験になり、子どもの年齢を気にする事なく体験の提供が可能だ。


親子でチャレンジするようなゲーム体験キャンペーンなど、企画からイベント実施までサポート可能になる。


ルームスケール体験イメージ


ルームスケール体験イメージ


ルームスケール体験イメージ



・製品紹介 単眼ゴーグル


・エレコムリリース: http://www.elecom.co.jp/news/201801/ar/index.html


単眼ゴーグル


iPhone(iOS 11)のARKitを活用しやすく作られた、AR単眼ゴーグルす。


ルームスケール体験を考慮し、周辺を確認できるように、窓(下部)をつけるなどAR単眼ゴーグルとしての工夫された製品だ。


Bluetooth対応モーションコントローラー


メーカー・機種・OSを選ばず、様々な端末で使えて、6軸のモーションセンサーを搭載したBluetooth対応コントローラーだ。


スマホARの未来と活動方針


iPhoneのARKitがデビューして5ヶ月がたつが、フレームワークとしての評判が高い反面、まだ取り組み事例や、対応アプリケーションは増えていない状況が続いている。


同社は、このような市場状況に対して、AR単眼ゴーグルや専用コントローラー及び開発環境を提供する事で、スマホAR市場の盛り上がりへ貢献でき、新たな市場を開拓していけると考えており、この取り組みは次世代の「スマートグラス」に繋がっていくと考えているという。


エレコム社とのスマホVR/AR市場開拓


ヴルームSDKというミドルウェアと対応するソフトウェアの企画・開発力を強みとするワンダーリーグと、PC、スマホ周辺機器販売最大手のエレコム株式会社は、ソフト・ハード両面からの知見でスマホVR/AR市場を開拓している。


また、ワンダーリーグでは、スマホVRにおいてはauスマートパスにてVR対応アプリ10タイトルをすでに配信している。


ルームスケールとは


ルームスケールとは、VR体験をする際にユーザーが現実世界で小部屋サイズの空間を動くことのできるプレイエリアのサイズこと。


もともとはHTC Viveのプレイ範囲を示す言葉として使われるようになった。Steamの定める数値では、最小要件は2メートル×1.5メートルのスペース、最大は3メートル×4メートル(対角線にして5m程度)とされている。


これに対しHoloLensはもっと広いで範囲で動く「ワールドスケール」という定義を定めている。


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 AR/VRコントローラー開発環境 「ヴルームSDK」無料配信サイト開設へ