TOKYO, Jul 11, 2022 - (JCN Newswire) - 世界をリードするITおよびネットワーク変革サービスプロバイダーである日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:森田 隆之、以下 NEC)は本日、プロジェクトの専門家やチェンジメーカーのための世界有数の協会であるProject Management Institute(PMI)と戦略的パートナーシップを締結し、ディシプリンド・アジャイル(R)(DA(TM)、以下DA)のコンサルティングパートナーとなることを発表しました。本パートナーシップを通じて、NECはDAを自社のビジネス変革の参照モデルとして利用すると共に、お客さまへの課題解決のコンサルティングビジネス開発にも活用していきます。

NECはDAコンサルティングパートナーとしてDAのツールキットを用いることで、アジャイルデリバリーにまつわる、お客さまの固有の課題に即したソリューションを継続的に提供できるシステムとチームの両方を構築し、真の変革を実現します。また、PMIのDA専門エキスパートとの連携を通じ、お客さまへの営業活動に対する付加価値向上と、ネットワーク拡大に寄与し、パートナー企業評議会(Partner Advisory Council)の加入企業としてアドバイスの提供も可能となります。

NECは、DXに取り組む企業として自社の知見を活用し、お客さまのさまざまな変革を支援しています。その一環であるビジネスアジリティを実現するには、お客さまそれぞれの課題や障壁を、お客さまに合ったアプローチで解決していくことが求められます。そのような状況に対し、DAは数多くのプラクティス群をツールキットとして有しており、個々の状況が多様であることを前提に、それぞれの状況に応じて最適なプラクティスを選択し問題解決や改善を図っていくことができる点に優位性があるととらえています。このような特長を活かしながら、NECは自社で得られた知見を組み合わせることにより、より高い付加価値をもってお客さまの変革をサポートできるようになると考えています。

これを実現するため、NECは、自社のプロジェクトや組織が現在活用しているアジャイル手法に対し、DAが持つ課題解決にフォーカスしたツールキットとしてのメリットを追加していきます。これをお客さま向けにも提供することにより、お客さまのアジャイルデリバリーをより実践的なものへと強化します。

また、現在行っているアジャイル人材育成に対してDAが提供する認定資格(DASM/DASSM/DAC)を活用してカリキュラムを強化し、自社のみならず、お客さまの変革をサポートできる人材として、DAのコーチング資格を有するコンサルタントの育成と体制強化を進めます。

NEC デジタルビジネスプラットフォームユニット SI事業推進部門長の福岡俊一は次のように述べています。「不確実性の高い環境下でのビジネス遂行において、激しい変化に対応するためのアジリティはますます不可欠になっています。ビジネスアジリティの獲得には、既存の強みも活かしながら組織プロセスや文化を適切にアップデートする必要があり、変革のアプローチはお客さまそれぞれに異なります。DAのノウハウは、このように多様な状況や課題に対応しながらアジャイルな組織へと変革できるものとして、非常に有効であると感じています。NECは、グローバルでアジャイルアプローチを牽引しているPMIと連携し、自社での実績や知見を価値としてお客さまへ提供することで、お客さまや社会のDXに貢献していきます。」

PMI アジア太平洋地域のマネージングディレクター兼建設部門のグローバル責任者 べン・ブリーンは、次のように述べています。「NECはこれまでも徹底したアジャイル型アプローチを採用してきた企業ですので、NEC をアジア太平洋地域における初のDAのコンサルティングパートナーとして迎え入れることができ大変うれしく思います。本当の『ラーニング オーガニゼーション(学習する組織)』になるためには、対峙するチームメンバーそれぞれが、直面している状況に最もふさわしい働き方を考え、選択できるように、アジャイルの実践的なアプローチに対する教育が重要です。日本において我々PMIは、プロジェクトの専門家や組織と協力し日本のビジネスパーソンのアジャイル化を支援し、必要に応じて迅速にリモートアジャイル戦略に移行できるように注力してまいります。このパートナーシップ締結によってNECの変革への歩みが加速し、この未曽有の時代にアジャイルであり続けることへの手助けができる、と確信しています。」

DAアプローチは、個人、チームそして組織が最適な「働き方(Ways Of Working)」を明確化できるよう方向付ける、アジャイルプロセスのカスタマイズ型総合ツールキットです。専門家にとってDAは、アジリティ実現のためのあらゆる方法を習得でき、かつ、ビジネスパフォーマンスを向上させることができるものです。組織にとってDAは、あらゆる手法、例えばスクラム、カンバンなどの主要なアプローチのカスタマイズが可能になり、競合他社との違いを生み出す成果をもたらすことができるものです。DAは、アジャイル手法、リーン手法、ライフサイクル、戦略を網羅的に収めたライブラリーで、その範囲はアジャイル スキル トレーニングから、バリューストリームの最適化、企業全体の真のビジネスアジリティのための手引きに至ります。これに、さまざまな状況に応じたその時にふさわしいアドバイスや補足戦略を組み合わせて、選択したアプローチの効果を最適化します。

DAの詳細については、以下のURLよりご覧ください。 www.pmi.org/disciplined-agile

NECについて

NECは1899年から約120年間、ICT業界のリーダーとして活躍してきました。現在もなお、5Gをはじめとしたネットワーク技術や、世界トップクラスの生体認証、AI、IoTといった先端技術を開発・提供しており、世界的にも認められるイノベータとして位置づけられています。また、社会価値創造企業を目指し、全ての人々が、安全・安心かつ効率・公平な社会で暮らすことができる先進的な社会インフラの革新にも取り組んでいます。お客様をはじめとした様々なステークホルダーとの共創により、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指しています。

公式webサイト: https://jpn.nec.com
公式facebook: https://www.facebook.com/necjapan
公式twitter: https://twitter.com/NEC_jp_pr/

Project Management Institute (PMI) について

PMI は、世界における何百万人ものプロジェクト専門家とチェンジメーカーのコミュニティの成長を支える世界有数の専門職組織です。プロジェクトマネジメントの世界的権威として、人々のアイデアの実現に向けた支援を行います。PMI では、グローバルアドボカシー、ネットワーキング、コラボレーション、研究、教育を通じて、組織や個人の働き方をより効率的にし、変化の激しい世界で成功を促進させます。1969 年創設の誇り高いレガシーに基づき、PMIは世界中のほぼすべての国で活動する「目的のための」組織であり、キャリアの向上や、組織の成功を強化、新たなスキルと働き方を実現するチェンジメーカーたちが最大の力を発揮できるようサポートしています。PMI が提供するものには、国際的に認められた規格、資格、オンラインコース、ソートリーダーシップ、ツール、電子出版物、およびコミュニティが含まれます。詳細については、 https://www.pmi.org/, https://www.linkedin.com/company/pminstitute, www.facebook.com/PMInstitute, および Twitterをご覧ください。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202207/20220711_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。


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情報提供元: JCN Newswire
記事名:「 NECとPMI、ビジネスアジリティの推進を目指しアジア太平洋地域におけるパートナーシップを強化