IT・DX・デジタルなどを展開する約660社が集い、最新の製品・サービスが展示される大規模展示会「Japan IT week 秋」。

今回、本展示会に動画共有・配信プラットフォーム「BlendVision One」をKKCompany Japanが出展した。

 

オールインワン・パッケージ型動画共有・配信プラットフォーム「BlendVision One」

台湾・シンガポール・マレーシア・日本といったアジア太平洋圏に事業拠点を持つ、グローバルメディア&テクノロジー企業グループ「KKCompany Technologies Inc.」。

2004年の創業以来、最先端のIT/メディアテクノロジーやクラウド・AI技術を活用し、KKBOX音楽配信事業、動画・ライブ配信ソリューション「BlendVision」を展開するマルチメディア事業、クラウドDX推進事業など、多様なビジネスをワールドワイドにサービスを展開している。

その日本法人として2012年に設立したのがKKCompany Japan合同会社だ。

KKCompany Japanは2023年6月より、より簡単かつ低廉な価格で動画・ライブ配信を可能とするオールインワン・パッケージ型の動画共有・配信プラットフォーム「BlendVision One」を展開。

今回幕張メッセで開催されたJapan IT week 秋に、このBlendVision Oneを出展した。

 

Japan IT week 秋にて「BlendVision One」実機デモを出展

BlendVision Oneの最大の特徴は「超低遅延配信」や「AIによる動画の高画質サイズ圧縮」といった高性能さもさることながら、DRM機能や透かし・ロゴ挿入、公開・非公開設定の簡便さ、自社カスタマイズ可能といった企業ブランドを守り高める点にある。

「動画の力でビジネスを動かす」というキャッチフレーズを掲げるBlendVision Oneは、自社が提供しテレビ朝日とKDDIが提供する動画配信サービス「TELASA」にも導入されているストリーミングプラットフォームサービス「BlendVision」の技術を活用している。

4K画質で1万人規模に対して動画配信を行なった場合でも画面が乱れたりカクつくこともなく、遅延は3秒以内。

動画圧縮だけでなく、4K配信などの随所にAIを活用することでハイエンドさを実現しながら、専門知識がなくとも簡単かつ直感的に操作が出来るUIと、動画の配信からアーカイブまでもオールインワンで盛り込んだパッケージ売りが魅力だ。

Japan IT week 秋の出展ブースでは、このBlendVision Oneが実機デモで展示されている。

筆者も実際に実機デモを見せてもらったが、非常にクオリティの高い4K画質で渋谷の街中の風景が、乱れることなく配信されていた。

「他のプラットフォームでは100人を超えるとカクついてしまうことが多いですが、BlendVision Oneは4Kレベルで1万人規模でも全くカクつきがありません。綺麗に見えるということは、それだけ情報量が多くなります。人を映している時の顔の表情がはっきり見えたり、商材によって色味をきちんと出したい・デザインを見せたいという場合は、4Kの配信が使えるのではないか。他の動画プラットフォームとはちょっと違った使い方が出来るようになります。」

と、KKCompany Japanの広報担当者はコメント。

さらに映像配信の遅延がはっきり分かるデモも展示されていた。右側の時間表示が実際のもの、そしてPC画面中央に表示されている時間が配信先で表示されるもの。時間にして約2秒程と、殆ど遅延が無かった。

また、スクショ・録画や不正アクセスをブロックしてくれる保護機能も備えており、動画コンテンツで社内マニュアルを作成したり、企業の周年イベント等を全社に配信等にも活用することが可能だ。

「社内・社外向けに動画の共有・配信が出来ますが、企業様のコンテンツは社外秘のコンテンツが多い。接客マニュアル1つをとっても、店舗のノウハウが溜まっているとあまり社外に出したくはない時、例えばYouTubeで非公開で配ることは出来ますが、やはり漏れてしまうことがある。BlendVision Oneはセキュリティを色々設定でき、社内ネットワークのみ接続できたりDRM設定をすることでダウンロードを防ぐことが出来ます。」

とコメント。動画マニュアルの配信といった活用の際の、情報漏洩リスクにも対応していることを強調した。

「製造業やIT、サービス業の企業様が興味を持って頂いて、商談に入っているところもあります。」

既に興味を持っている企業の中には、導入に向け商談を進めているところもあるそうだ。

「やはり就業人口が減って人材不足が問題となる中で、今までだと紙で書いたマニュアルが当たり前でしたが、動画の方が情報量が圧倒的に多いですよね。また若い方はYouTubeが当たり前の世界で育ってきているので、紙で文章を読むのがまどろっこしいという方も多いんです。動画ならちょっと早送りすれば隙間時間でも繰り返し見たり出来るので、そういう世代が来るほど動画を使った社内の情報配信・共有は増えてくると思いますし、そうなって欲しいと願っています。」

と語った。

今後のサービスの展望については、

「今後はAIを使った機能発展をしていきたい。BlendVision Oneにはまだ入っていませんが、企業向けに提供しているセットに関してはAIを使ったレコメンドエンジン等を含めた、どんどんと進化していくAI技術を取り入れていきたいと思っています。」

と、年々進化を遂げるAI技術をさらに取り入れていくともコメントしていた。

 

「BlendVision One」詳細

【料金】
ライトプラン:50,000円/月
ベーシックプラン:100,000円/月
プラスプラン:200,000円/月
エンタープライズプラン:価格応相談
※初期費用無料
※料金はいずれも税抜価格

【機能】
ライブ配信(最高4K画質、超低遅延配信)、VOD(ビデオ・オン・デマンド、AI による高精細画像処理)、視聴制御やデジタル著作権管理(DRM)等のコンテンツ保護機能、見逃し・追っかけ再生、チャットやアンケート機能、など

【想定ユーザー】
金融、医薬品、流通・小売、外食、教育、建築・建設、製造業などあらゆる業界

【活用例:顧客向けセミナー】
接客・店舗スタッフ教育動画マニュアル、オンライン授業、全社会議など

WEBサイト:blendvision.com/ja-jp

 

より簡単かつ低廉な価格で動画・ライブ配信を可能とするオールインワン・パッケージ型の動画共有・配信プラットフォーム「BlendVision One」には、様々な活用方法が想定されている。

社内でマニュアル動画を共有・視聴出来るようにしたり、セミナー・イベントを全社に配信、また点検や確認等にも本サービスを活用出来ると、建築業界からも注目を集めている。

人材不足に頭を悩ませているのならば、ぜひ動画の力でビジネスを動かしてみて欲しい。

情報提供元: 電脳反響定位(エコーロケーション)
記事名:「 「BlendVision One」人材不足に悩む企業が活用すべき動画共有・配信サービスの重要性とは