かつてテレビドラマも放送されていた時代劇「水戸黄門」といえば、欠かせないのは「格さん」こと渥美格之進が、悪役に印籠を突きつけるシーンですが、もしもこれが現代版だったら……。

 X(Twitter)ユーザーの「リベンセイ」さんが投稿したのは、まるでYouTuberのように、印籠に手を添えてピント合わせを気にしている格さんのイラスト。これはちょっと迫力も半減してしまいそう……。

 リベンセイさんは普段は漫画家として活動しており、Xにはクスッと笑える、シュールな作風の一コマ漫画を投稿しています。今作「YouTuberの見せ方」も、そんな活動の一環として描いたもの。

 自宅で横になりながらYouTubeを見ていたところ、動画内でYouTuberがこのポーズで商品を紹介しており「これが印籠だったらおもれえな~」と、思ったことが閃きのきっかけでした。

 こうしたポーズは主にYouTuberが商品を紹介する際に見られるものですが、リベンセイさん自身はこうした動画をあまり視聴せず、当時もバラエティ系のYouTubeを見ていたとのこと。その中でたまたまこのポーズが出てきたということですから、そこから漫画のネタが拾えたのはラッキーだったのかもしれません。

 その後、漫画を描き上げXに投稿すると、瞬く間に大きな反響が。「いいね」の数は3万件を超え、返信欄には「商品紹介でやるやつw」「黄門様御一行は美容系YouTuberだったか」と、多くの方が既視感を覚えたようでした。

<記事化協力>
リベンセイさん(@ribenseijin

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 現代版水戸黄門? YouTuberっぽく手を添えて紋所を見せる格さん