大分県出身の漫画家・衛藤ヒロユキ先生の「魔法陣グルグル」が、2022年で連載30周年を迎えたことを記念して、大分県の「九重“夢”大吊橋」に2022年10月22日、2枚のマンホールが追加で設置されました。

 九重“夢”大吊橋は、2006年10月30日に開業、昨年2021年で15周年を迎えたことを記念して、「魔法陣グルグル」のキャラクターがデザインされたマンホールを制作しています。その際に、「作中に登場する魔法陣をデザインしたマンホールも制作してほしい」との声が高まり、今回の設置に至りました。

 「魔法陣グルグル」は1992年から2003年まで月刊「少年ガンガン」にて連載されていた作品。今回はその中で魔法少女ククリの使う魔法陣がモチーフとなっています。

 1枚目のマンホールに描かれた魔法陣は「ヨンヨン召喚」。大吊橋と渓谷を一望できる場所に設置され、ヨンヨンにのって鳴子川渓谷を眺める、そんな思いが込められています。描きおろしイラスト付き看板も一緒に設置されました。

 2枚目のマンホールは「ミグミグげきじょう」。物産直売所に設置され、滞在型観光を促進している九重町の足止めスポットとなるよう願いが込められています。少しわかりにくい場所に設置されているそうなので、探してみるのもいいかもしれません。なお、「立ち入り禁止エリアに入らないようご注意ください」とのこと。

 大分県玖珠郡九重町の「九重“夢”大吊橋」は長さ390m、高さ173mで歩行専用橋としては日本一の高さを誇る吊橋。名瀑「震動の滝」やくじゅう連山を一望でき、季節ごとに姿を変える鳴子川渓谷の景色が楽しめます。

(C)Hiroyuki Eto/SQUARE ENIX
情報提供:九重町

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 大分県「九重“夢”大吊橋」に魔法陣マンホール出現!「魔法陣グルグル」連載30周年を記念し設置